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コーヒーの原生林を訪れて
こんにちは、シュウです。
エチオピアと聞くと「コーヒー」という印象をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、エチオピアにあるコーヒーの原生林や収穫の様子を紹介します。
私が訪れたのは、エチオピア南西部に位置するカファという地域にあるボンガという田舎町にある原生林です。このエリアは、雨が多く青々と生い茂る熱帯雨林があり、野生のコーヒー、カルダモン、野生のコショウ、はちみつ、温泉があります。
首都のアディスアベバからは、飛行機でジンマという大きな街まで行き、そこからバスに乗っていくのがいいかと思います。どれくらいかかったかな…正確な時間は覚えてませんが結構遠かった気がします。
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また、このカファという地域にいた羊飼いのカルディくんが飼っていて羊がコーヒーの果実を食べて、テンションが上がるのをみたことがきっかけで、コーヒーが発見されて世界中に広まったというら説があります。このカファ(kaffa)が語源となりカフェ(cafe)になったとか※これらには諸説あるそうですが、エチオピアの方はそう信じてる方が多くいました。
そして、私はボンガで活動していた協力隊員の方に紹介してもらい、コーヒーの原生林&はちみつツアーに参加しました。
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コーヒーの原生林は、本当に無造作に広がっています。特に手を入れていない木は、大きくて驚きました。収穫用の木は、収穫しやすいように枝打ちするなどして、背を低くしているそうです。
気には赤く色づいた実もなっており、そのまま食べてると果肉がほんのり甘いのですが、実のほとんどは種でした。果たして、これを炒って粉にしてお湯でこして飲むって、誰が思いついたんでしょうね、笑。
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原生林を抜けると、コーヒーの天日干しのエリアを見せてもらいました。これだけたくさんの実を誰が集めているのか…もちろん、大人の労働者が集めるのですが、収穫の最盛期になると子どもたちが借り出されることがあって、それが世界的に問題になっているとガイドの方は話していました。しかし、コーヒーを売って生活しなければならない現実もあるため、なかなか難しい問題だとも話していました。
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甘い香りに誘われてか、ヒアリが沢山いて、めちゃくちゃかまれました…。当時、日本でも話題になっていましたが、こちらのヒアリには毒はないそうですが、攻撃性が高くズボンの裾から入ってきてふくらはぎをかまれました。かなり痛い!
最後に、コーヒーを一杯いただきツアーは終了です。※はちみつは、コーヒーの花から集めたものが高く売られていました。
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コーヒーが元々好きで、エチオピアにいる時は、毎朝、コーヒーの生豆を炒るところから始めて、コーヒーを淹れていました。炒るときに出る煙がホントいい香りでなんです。今でもたまに家で炒ってますが、煙が半端ないので換気に注意です!
最近に、エチオピアには、コーヒーセレモニーというものがありますが、そちらの話は別の機会にしたいと思います。
では、また!