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写真編集は難しくない!60代から始める思い出整理の方法

「写真の整理は難しそう」「パソコンの操作に自信がない」

私も5年前はそう思っていました。会社を退職して時間ができた60歳の時、段ボール7箱分の写真とアルバムの山に途方に暮れていたのです。でも、実は写真編集は想像以上に簡単でした。今では毎週2時間ほどの作業で、40年分の思い出をデジタル化できています。

なぜ今、写真整理を始めるべきなのか

実は、写真整理には3つの「想定外の効果」がありました。

  1. 記憶力の向上
    写真を見ながら日付や場所を思い出す作業が、脳のトレーニングになっていたのです。病院でのMRI検査でも、医師から「記憶力の維持に効果的」と太鼓判を押されました。

  2. 家族との会話が増加
    整理した写真をスマホで共有すると、子どもや孫から「この時の話を聞かせて」と連絡が来るように。毎週のビデオ通話が恒例になりました。

  3. 新しい趣味への発展
    写真加工の楽しさに目覚め、今では地域の写真サークルで講師も務めています。60代からでも、新しいことを学ぶ喜びを味わえるのです。

具体的な始め方:90分で完了する初期設定

Step 1:準備物(所要時間:10分)

  • パソコン(Windows10以降推奨)

  • スキャナー(6,000円程度で十分)

  • 外付けハードディスク(2TB:8,000円程度)

Step 2:フォルダ作成(所要時間:20分)

  1. デスクトップに「写真整理」フォルダを作成

  2. 年代別フォルダを5年区切りで作成
    例)1980-1985、1986-1990...

  3. 各年代フォルダの中に「イベント別」「人物別」フォルダを作成

Step 3:基本ソフトの設定(所要時間:60分)

Windows標準の「フォト」アプリで十分です。

  1. 起動設定

  2. 保存先の指定

  3. 基本的な編集機能の確認

継続のコツ:2時間で100枚処理する具体的な手順

1日目の作業(2時間)

  • 最初の30分:写真100枚を選んで分類

  • 次の30分:スキャン作業(1枚30秒が目安)

  • 残り60分:データの仕分けと基本的な補正

ここでのポイントは、「完璧を求めない」こと。最初は写真の状態に関係なく、とにかく「スキャンして保存する」ことに集中します。

2日目以降の作業(各2時間)

  • 写真の追加スキャン:40分

  • 画質調整:40分

  • フォルダ整理:40分

私の場合、毎週日曜の午後2時から4時を「写真整理の時間」と決めて続けています。テレビを見ながらでもできる簡単な作業です。

予想外のトラブルと解決法

  1. 写真が多すぎて途方に暮れる
    → まずは「特に思い入れのある写真」を選ぶところから始める

  2. 日付が分からない写真が多い
    → 服装や背景から季節を特定し、おおよその時期を記録

  3. 古い写真が変色している
    → 「フォト」アプリの自動補正機能で8割は復元可能

2週間で実感できる3つの変化

  1. 作業時間の短縮

  • 1日目:1枚のスキャンに1分

  • 2週間後:1枚30秒以下に

  1. 操作の習熟

  • 1日目:マウス操作に戸惑う

  • 2週間後:ショートカットキーを使いこなせる

  1. 作業の楽しさの発見

  • 1日目:義務感での作業

  • 2週間後:思い出と会話する楽しい時間に

一見難しそうに見える写真整理ですが、60代の私にもできた簡単な作業です。この記事を読んでいただいている方も、ぜひ気軽な気持ちで始めてみてください。思い出を整理する過程で、新しい発見や喜びが待っているはずです。

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