見出し画像

夫婦の年金24万円、足りる?足りない?60代からの賢い家計見直し

年金24万円の家計、3つの見直しポイントで変わりました。

「年金だけで本当に生活していけるのだろうか」

定年を数年後に控えた頃、私もそんな不安を抱えていました。特に、夫婦二人の年金額が月24万円と分かった時は、正直なところ心配でなかなか眠れない夜もありました。

しかし、実際に年金生活をスタートして3年が経った今、その不安は杞憂だったと感じています。確かに、会社員時代のような贅沢はできません。

でも、3つのポイントで家計を見直すことで、充実した毎日を送れるようになりました。

今回は、私たち夫婦が実践している具体的な工夫をご紹介したいと思います。

■ポイント1:支出の最適化で「見えないムダ」をなくす

最初に取り組んだのは、支出の見直しです。特に効果があったのは、固定費の見える化でした。

実は、見直し前の固定費は月に14万円もありました。携帯電話料金、保険料、光熱費など、「当たり前」と思っていた支出を一つひとつ点検していったのです。

具体的には:

  • 携帯電話を格安プランに変更(月1.2万円の削減)

  • 保険の見直しで重複を解消(月2万円の削減)

  • 光熱費の節約習慣化(月1万円の削減)

この見直しで、生活の質を下げることなく、月々4.2万円もの支出を減らすことができました。

■ポイント2:今までの経験を活かした収入の工夫

支出の見直しと同時に、収入面でも工夫を始めました。

私の場合は、会社員時代から続けていたアドセンスブログを本格的に運営。妻は得意な手芸を活かして、小物作りを始めました。焦らず、無理のない範囲で続けることを心がけています。

結果として、二人合わせて月に5~10万円ほどの副収入が得られるようになりました。これは、旅行資金や趣味の費用として活用しています。

■ポイント3:新しい生活スタイルを楽しむ

最も大切だったのは、生活スタイルの見直しです。

以前は外食やショッピングが楽しみでしたが、今は自宅での手料理を楽しんだり、近所の図書館で読書を楽しんだりしています。

休日には近所の公園でウォーキング。新しい趣味として始めたDIYで、家具のリメイクにも挑戦しています。

実は、こうした生活の方が、夫婦で過ごす時間も増え、会話も弾むようになりました。お金をかけなくても、充実した毎日を過ごせることに気づいたのです。

確かに、年金24万円という金額は決して大きくありません。でも、上手な家計管理と新しい楽しみ方を見つけることで、十分に幸せな生活を送ることができます。

大切なのは、できることから少しずつ始めること。まずは、ご自身の家計の「見えないムダ」を探してみてはいかがでしょうか。その一歩から、きっと新しい可能性が見えてくるはずです。

いいなと思ったら応援しよう!