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60代からの手書きノートのちから

「スマホのメモ、見返さないうちに忘れてしまう…」
「パソコンでタイプした内容が、どうも頭に入らない…」

そんな経験、ありませんか?アラ還の私も同じ悩みを抱えていました。

つい先日も、自宅に電話ががあり、妻あての伝言を近くの広告の裏紙にメモを書きました。

妻が帰って来た時に、広告の裏紙を見なくても電話の伝言内容を覚えていいて、伝言内容をすらっと話すことができたのです。

普段であれば、先程のこと「何だった?」となるところ、とっさに書いた広告の裏紙のメモ見ていて、ある重要なことに気づいたのです。

それは「手書き」の驚くべき効果でした。

たとえば、最近は年齢のあり、例えば買い物リスト。

パソコンやスマホのメモだと店で「あれ、何を買うんだっけ?」となりがちですが、手書きだと不思議と頭に残っているんです。

実際、私の場合、メモを見る回数が3分の1程度に減りました。

テレビの健康番組でも同じことを実感しています。パソコンでタイプすると、ただ文字を打っているだけ。

キーボードで入力した一瞬は覚えていても、すぐ詳しい内容を忘れてしまいます。

でも手書きだと、「この情報、大事だな」と考えながら書けるので、内容が自然と頭に入ってくるんです。

特に効果を感じたのは、以下の3つの場面です:

  1. 新聞記事のメモ
    気になる記事の要点を書き留めておくと、家族との会話の話題が広がりました。

  2. 病院での質問事項
    待合室で考えをまとめておくと、診察室での会話がスムーズに。医師からの説明も理解しやすくなります。

  3. 旅行の計画づくり
    行きたい場所やスケジュールを書き出すと、イメージが明確になり、より充実した旅行になります。

実践するコツは、決して無理をしないこと。まずは1日5分から始めてみましょう。文字は大きめに、行間もゆったりと。図や矢印を使うと、さらに整理しやすくなります。カラーペンも効果的です。赤は重要点、青は補足といった具合に使い分けると良いでしょう。

始めて2ヶ月ほどで、明らかな変化を感じました。「あれ、何だっけ?」という場面が減り、会話の内容も以前より覚えていられるように。家族からも「最近、物忘れが減ったね」と言われるようになりました。

何より、日々の生活に新しい発見や楽しみが増えたことが、大きな喜びです。

ノートと鉛筆一本から始められる、この簡単な習慣。あなたも今日から、始めてみませんか?


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