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海外ドラマ感想文 英国ドラマ。トラジックコメディ『Fleabag フリーバッグ』孤独なアラフォー女の痛快でハチャメチャな生き様が笑わせてくれて泣かせてくれます。。

"fleabag(フリーバッグ)"という英語の意味を調べると、「みすぼらしい人、不潔な人、ボロ宿、ノミのたかった動物」と出てくる。
現地時間の4月13日(月)、英ITVの情報番組『This Morning』に出演した製作、脚本、監督、主演をこなした才女、フィービー・ウェラー=ブリッジは、ドラマのタイトルと主人公に"フリーバッグ"という名前をつけた背景について次のように説明した。
「おんぼろのモーテルは、十分には洗練されていなくて少し汚れもあるもの。彼女のペルソナと外見の美しさは、彼女が自分の人生を完璧にコントロールしているように見せることができる。でも、実際の彼女は違った。だから私は彼女をそう(フリーバッグ)呼びたかったの」フィービーが本作で表現したフリーバッグは、過去のトラウマや罪の意識、自尊心の問題などがユーモアや魅力の裏に見え隠れしている。
そして実はフィービー自身が家族の間で呼ばれていたニックネームが"フリーバッグ"だったことも明かしてくれた。そんな身近なところからネーミングのアイデアは来ていたようだ。

https://dramanavi.net/articles/104731

イギリスBBCのテレビドラマ。久しぶりにアマプラで再視聴。観だしたら止まらない。【注意】観賞はおひとりで。家族友人とは決して観ないでください。初っ端からドギつくって気まずいシーン連発ですので。ロンドン在住、Bich三十路女のトラジックコメディ(悲喜劇)シーズン前半はほぼ猥雑なエロ話全開。下品です。お下劣です。。観る人は選ぶ作品ですがハマる人は刺さります。1話30分弱の全6話。一気に見終わります。

  • 作品名:Fleabag フリーバッグ 原題:Fleabag

  • 製作国:イギリス 放送局:BBC 製作年:2016


あらすじ・ストーリー

皮肉屋で性欲は強め、怒りに駆られ悲嘆に暮れる。「フリーバッグ」は、現代のロンドンを生きる1人の女性の心理を描き出す、抱腹絶倒かつ辛辣なドラマである。脚本・主演は劇作家でもあるフィービー・ウォーラー=ブリッジ。差し伸べられる救いの手をことごとく拒絶し、常に虚勢を張りながらも、癒しを求めるタブー知らずの女性フリーバッグを演じる。

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ところどころカメラ目線で視聴者に本音を皮肉たっぷりに語り掛けてくるフリーバック。その演出が非常に印象的。登場人物はすべて癖強め。普通の人はいません。ロンドンでモルモットカフェ?? を経営してるフリーバック。モラル低め盗癖あり。共同経営者だった親友ブーは狂言自殺失敗であっけなく他界。資金繰りに奔走する毎日。男出入りは激しい。男の趣味は最悪。堅物で変人の姉とちょっと頭のイカれた頭の義兄がまあ、、いい感じで笑わせてくれます。

ぶっ飛んで自由奔放に生きてるように見えますが時折みせる哀しい表情。明かされる衝撃的な過去。苦しみや深い哀しみを抱え込みながら三十路女フリーバック。孤独で特大トラウマあり。問題多い人生ですが毎日クールにお洒落に生きてます。最高にかっこいいです。きっと元気をもらえますよ! 個人的な意見ですがBBCのドラマは当たりが多いと思います。



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