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夏の連続投稿チャレンジ #夏の定番曲”ライ麦畑でつかまえて ”神聖かまってちゃん /22才の夏休み


今日で7月も終わりです梅雨明けて夏本番
今年はとっても暑いですね
夏になると無性にこの曲が聴きたくなるんです
神聖かまってちゃんの22才の夏休み
このバージョンが一番好きです
厨二病的なサリンジャーのライ麦畑でつかまえて
のホールデンを地で行くような
疾走感彷彿とさせます
インチキ野郎がどうしても許せないホールデン
夏休み、大人になる前にみんな一度は通る
イニシエーション

でも少しみんな大人し過ぎやあしませんか?
この国はインチキ野郎どもが牛耳ってるというのに。
本当に最低ですよね。
もっと怒っていいんですよ。

この永遠に続くかのような夏の中で
僕はとりあえず 踊った
どうしてこうなった
何やってんだ俺は
何がしたいんだ、、、俺は。

ホールデンがいった。
「とにかくね、僕にはね、広いライ麦の畑やなんかがあってさ、そこで小さな子供たちが、みんなでなんかのゲームをしているとこが目に見えるんだよ。何千っていう子供たちがいるんだ。そしてあたりには誰もいない───誰もって大人はだよ───僕のほかにはね。で、僕はあぶない崖のふちに立ってるんだ。僕のやる仕事はね、誰でも崖から転がり落ちそうになったら、その子をつかまえることなんだ───つまり、子供たちは走ってるときにどこを通ってるかなんて見やしないだろう。そんなときに僕は、どっかから、さっととび出して行って、その子をつかまえてやらなきゃならないんだ。一日じゅう、それだけをやればいいんだな。ライ麦畑のつかまえ役、そういったものに僕はなりたいんだよ。馬鹿げてることは知ってるよ。でも、ほんとになりたいものといったら、それしかないね。馬鹿げてることは知ってるけどさ」

『ライ麦畑でつかまえて』野崎孝訳、白水社

#夏の定番曲


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