GPTベースの翻訳アプリOpenAI Translatorの使用感
こういうツイートを見かけた:
なんとなくそういう気はしてたが、DeepLの⌘C×2で翻訳が走る体験がしっくり来すぎていて翻訳に関してはDeepLを使い続けていた。
いやしかしよく考えたら、利用し続けている理由がショートカットだけなら、OpenAI APIをたたくそういう(ショートカット指定できる)翻訳アプリをつくればいいのでは?というかそういうのもうOSSで出てるのでは?
と思って探してみたらやっぱりあった。
https://github.com/openai-translator/openai-translator
スター数19.9k。既に相当有名なようだ。
インストール方法
Releaseページからdmgファイルをダウンロードしてインストールするだけ。
macOSのパーミッションの設定がいろいろあるが他のアプリと同様なので割愛。
今回試したバージョンは 0.3.11
こんな感じで使える:
ショートカットの設定
設定画面の Shortcuts タブから設定できる。
DeepLライクな cmd+c+c は登録できなかった(2回目の同じキーを受け付けない)
まぁしかしショートカットキーで翻訳をトリガーできるわけなので、慣れればこれは問題ないかもしれない。
翻訳品質
WWDCのセッションの概要を投げてみた。
原文
DeepL
OpenAI Translator (gpt-3.5-turbo)
OpenAI Translator (gpt-4-0125-preview)
GPT 4 Turboも使ってみたのだけど、結局DeepLの翻訳結果が個人的には一番好みだった…
所感
今のところはDeepLの代わりにはならないなと思った。
ただ、OpenAI Translatorは要約・解析・コード説明などの機能も持っており、
OpenAI APIをmacOSアプリケーションのGUIで包んで使う一例として、今後もウォッチしていこうとは思う。
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