Object Captureのエリアモード - 空間のスキャンが可能に #WWDC24
セッション公開前の期待
WWDC24の "Discover area mode for Object Capture" というセッションタイトルを見て、「エリアモード」という命名から、もしやObject Captureでオブジェクトだけではなく空間/シーンのキャプチャーを正式サポートしたのか、とWWDC初日からこのセッションの公開を楽しみにしていた。
ちなみにこちらが昨年Object Captureで空間のキャプチャーを試みたもの:
やっと昨日同セッションが公開されたので見ていく。
エリアモード
バウンディングボックスフローの問題
同セッションの "Introduction" は、これまでのObject Captureのおさらいから始まる。
そして以下のように問題点を投げかける:
来たー!
そうそう、これまでのObject Captureは
こういう感じで必ず対象物をバウンディングボックスで囲む必要があり、このフローだと、「空間(エリア)」はキャプチャーできないという問題があった。
まさにその問題について去年書いた記事がこちら:
エリアモードの発表
で、これに対して登場したのがエリアモード。
名前を見て期待していた通り、やっぱり欲しかった機能のようだ。そしてvisionOSでも使えますよと明言されている。
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