先日、Nearby Interactionフレームワークのここ2年ほどのアップデートについて調べた中で、「バックグラウンドセッション」がサポートされ、アプリがバックグラウンド状態でもアクセサリとインタラクション可能になったことを知った。
WWDC22の"What's new in Nearby Interaction"によると、どうやら通信自体にはBLE / Core Bluetoothを利用し、Nearby Interaction GATTを通じてUWBの情報をやりとりする、というもののようだ。
Nearby Interaction GATTなるものがあるのか、ほうほう、ということで、これについて調べてみた。
バックグラウンドセッションの想定ユースケース
まず、Appleとしてはどういうユースケースを想定してこの機能を追加したのか。WWDCの同セッションでは以下のように述べられている。
なるほどなるほど、これって過去多くのスマホ連動デバイスでもやりたかったことであって、これがUWB / Nearby Interactionで補強されるわけか。
バックグラウンドセッションとBLE