
商工中金と国民公庫とのやりとりを通じて、国のスタートアップ支援への本気度を知った話【資金調達シリーズ③】
ここ数週間で資金調達絡みでちょっとびっくりするような話があったので、初めてタイムリーな資金調達シリーズを書いてみます。
題して、「商工中金と国民公庫とのやりとりを通じて、国のスタートアップ支援への本気度を知った話」です。
資金調達シリーズということで有料記事となりますが、赤裸々に金利や金額の話も書きますので、興味あればぜひご購読ください。
最近、国の政策として「スタートアップ支援」ということばをよく聞くようになる一方で、あまりそれが現場に下りてきている感はまだなかったのですが、ここ数か月の金融機関とのやりとりでそれを急に感じることとなりました。
創業での融資、通常の融資に比べると金利はこれまで同様高めですが、従前に比べると格段に創業のハードルは下がり、自分で事業を起こしたい人にとってはチャンスな状況であると思います。
ただし念のため言っておくと、「ハードルが下がった」のは、起業に向けてしっかりした準備をしてきた人にのみ該当する話です。例えば公庫において、創業融資に当たって大きな審査ポイントになるのは一重に、
これまでどれだけしっかり準備をしてきたかどうか
です。さらに具体的に言うと、
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