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イタリア家族旅行 Day4 (フィレンツェ)

今朝は 7時半くらいに起きて 8時過ぎにおでかけをしてウフィツィ美術館の攻略を目指します。事前の予約バウチャーを入手していたのと朝早かったので待ち時間無しでスムーズに入館出来ました。
ウフィツィ美術館は 6才の次女にとっては広大過ぎる難敵だと思っていたので、有名作品にフォーカスして見学することにしました。ボッティチェッリの作品は子供達も知っているらしく、全員で興味深く鑑賞出来ました。長男から学校で習ったアフロディーテにまつわるギリシア神話の背景について逆に色々と教えてもらいました。と言ってもギリシア神話というのはDVがメインの神々の暴力事件簿と言っても過言ではないので今の道徳観に合わない点もあったりして要注意ではあります。
長女はバチカン美術館で見たダビンチの作品が気に入ったようで、ウフィツィのダビンチ作品にも注目していたようですが、バチカンで見た聖ヒエロニムスの方が一枚上だったそうです。長女は作品だけでなく、横に書かれている解説文もしっかり読んで作品にまつわるストーリーを含めて楽しんでいるのが素晴らしいと思いました。推しの作品を網羅しようとする姿勢に通じるものがありますね。さすがダビンチ推しガール
長男は彫刻に注目して鑑賞しているみたいでした。ヘルメス像とヴィーナス誕生が印象に残った様子。美術館の次はドゥオモを外から見た後に、中央市場に向かいました。1階は肉屋や魚屋がある市場ですが、2階部分がおしゃれなフードコートになっています。着いたのは11時くらいでしたが座席にも余裕があって家族でのんびりデザートを食べて休むことが出来ました。
その後、Bojora の鞄屋さんに寄ってカード入れと財布を買いました。20年前に付き合い始めたわこちゃん向けにバッグを購入した記念のお店なので、今回一緒に再訪出来て良かった。個人的なハイライトでした。フィレンツェの町は小さいけどローマより安全で綺麗に掃除もされていて街並みは可愛いし、所々にとんでもなく壮麗なドゥオモみたいな建物もあったりして歩いているだけで歴史を感じます。シニョーリ広場のヴェッキオ宮殿を見るといつも、ダビンチとミケランジェロが宮殿に絵を描くために通勤してた時代に思いを馳せずにはいられません。ケン・フォレットの大聖堂という大傑作小説がありますが、きっとあんな感じだったんでしょうね。その頃に建てられた塔や宮殿が今も残っていて人を集めているんですね。
その後、一度部屋に戻ってのんびりしました。晩御飯の時間に改めてみんなでサンタマリアノヴェッラ薬局に寄ってから予約していたレストランに向かいました。レビューを見て高評価だったので、TheForkというアプリを使って予約しましたが、魚介パスタ、きのこのパスタ、チキンとスピナッチ、フィオレンティーナステーキ、どの料理も美味しかったです。店員さんのサービスも優しく丁寧で大満足でした。
今日は歴史と芸術と食に魅了された 1日になりました。


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