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イタリア・フランス家族旅行 Day8 (ニース)

ヴェネツィアから飛行機で南仏ニースに向かいます。イタリア旅行だけと油断させておいて最後にフランスも楽しもうという作戦、例えるならマスカルポーネの下にエスプレッソで味付けされたスポンジケーキが隠されていて異なるフレーバーを一度に楽しめるような感じ、名付けて「家族旅行ティラミス作戦」です。
元々わこちゃんの希望の行き先がギリシアのサントリーニ島だったので、雰囲気が少し似ているフレンチ リビエラでリゾート気分も味わいたかったという動機もありました。というわけで早朝 4:30にまだ薄暗いヴェネツィアの路地を通って空港までのバス乗り場に向かいます。リムジンバスのチケットは前日オンラインで購入しておきました。早朝にも関わらずスーツケースを押しながら30分歩いたら全員汗だくになっていました。家族のみんなも早起きしてすぐに早歩き30分、よく頑張りました。イタリアは最後まで暑かったです。

早朝のヴェネツィア路地


今回はヴェネツィアからニースへの移動で easyJet という格安航空会社を利用しました。一社だけ離れたところ(なぜか到着フロア)にチェックインカウンターがあり、見つけるのに苦労しましたが無事に荷物を預けて、セキュリティゲートも長い列が出来ていたのですが、空港職員の人にファミリーゲートに案内してもらえて大幅に時間短縮出来ました。

ニースの空港でレンタカーを借りて、チェックインの時間まで近くの町を周る予定です。
最初にエズという小さな山の上にある、インスタグラムで写真共有する人のために作ったような可愛い村に向かいました。駐車場に車を停めて、歩いて少しだけ山登りをする感じで村を見学します。今も人が住んでるのかと思っていたんですが、観光者向けのショップと頂上に城址が残っているだけの本当に小さな村でした。ノラネコを見つけた長女が「あっジブリ映画」とつぶやいていましたが、猫 + 南仏 or イタリアの風景 = ジブリ の公式は成り立ちそうです。食糧の調達とか大変そうなので、どうやってここで生活していたのか心配になりますが、昔はこんな風に攻めにくい山の上にお城を建てて周りで集落を作る鷲ノ巣村と呼ばれる村が各地に点在したようです。登ってみると頂上からコートダジュールの美しい海と村の全景が見えていい景色でした。もう少し天気が良ければ最高でしたね。帰りにタピオカドリンクバーでみんな好きなフレーバーを選んで飲んでいました。


ジブリ村からの眺め

続いてフランスの東端のマントンという町に向かって、そこでお昼ご飯を食べることにします。会社で一緒に働いているチームメイトが南仏出身で、今回の旅行前におすすめの訪問地を聞いたんですが、真っ先に教えてくれたのがこのマントンでした。目指していたレストランは閉店してしまっていましたが、平和な雰囲気の小さな広場の周りにレストランが数軒あって、オープンテラスにたくさんの人が集まってみんなでお昼を食べていました。その中の一軒を選んでお昼を食べました。


カラフルな色の家が並びます

レンタルで借りた車がマニュアル車だったので、帰りにモナコの F1コースに寄ってレーサー気分で走ってみました。かつては熱心に見ていた F1レースの、しかもモナコグランプリのコースを走れて個人的にはめちゃくちゃ嬉しかったです。わこちゃんにお願いして車載カメラモードで撮影してもらいましたが、後から見たらスピードが遅すぎて 4倍速にしてもまだ遅い。F1レースってとんでもないスピードで走ってますね。
ニースのホテルは旧市街の端、海のすぐ近くで選びました。5階なのにエレベータが無くてスーツケースを担いで上がるのが苦行でした。長男が手伝ってくれて頼りになって良かった。ひとりでは厳しい戦いでした。
ニースの街を少し歩いてみましたが、特に街の南側は人々がリラックスしていて気候も過ごしやすく大人のリゾート地の雰囲気が伝わってきます。ビーチも落ち着いていて平和な感じ、アジア人が少ない気がしましたが、特に注目されるわけでもなく安心して過ごせました。旧市街は数日間滞在するにはベストロケーションだと思います。コンビニ(SPAR)もあって、もちろん水 6本セットを買いました。

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