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無痛分娩と自然分娩

※あくまで私の考えです。悪しからず。

最近、私の身の回りで「無痛分娩で産みたいんよね〜」という声を多く聞くようになりました。

そんな声を聞くと、私はすぐさまに「なんで??陣痛の痛みは絶対に必要なものなんよ!」と反対してしまいます。

みんな、痛いのは嫌ですよね。
私だって嫌です。

でも、この詩を知って、陣痛のことが愛おしくなりました。


「子宮の詩 」

 私は子宮です。
私の唯一の働きは収縮です。
収縮はエネルギーです。
今、私は妊娠して赤ちゃんを抱えています。
きれいな羊水をいっぱいに満たし、その中に赤ちゃんを浮かべて育てています。
時々はかわいくてたまらず、優しく収縮して抱きしめてしまいます。
しかしやがて赤ちゃんとの悲しい別れが来ます。
お産の時がくると、私は赤ちゃんをこの世に送り出すために 収縮して子宮口を開きます。
そしていよいよ赤ちゃん が生まれる時には
収縮するたびに赤ちゃんの胸を圧迫して呼吸運動を整えます。
私の不満は、私の主人であるあなたが、私に『陣痛』という名前をつけて
嫌な目で見ていることです。
私は何もあなたを苦しめるわけではありません。
むしろ私と一緒になって 赤ちゃんの誕生に力を貸してください。
いえ、そんなに難しいことではありません。
私が力いっぱい収縮したら
『あら、ご苦労 さま。お願いね』と言って
心と身体をリラックスしてくれれば、それで十分です。
そしてゆっくり息を吐いたり、動きたいように動いてみ てください。
それだけ私の仕事ははかどります。
まあ、妊娠中も時々は私に会いに来てください。
そして私が抱いてい る赤ちゃんに会ってくださいね。
私たちはよい仲間なのですから、さわったり、なでたりしていただくと 私は本当にうれしいのです。
それではお産の時にまた会いましょう。
さようなら。
  
 (九島璋二著「安心できる はじめての妊娠出産」より)


この詩のおかげで、第二子の出産はとても安産でした。

第一子の時は、強い陣痛が来なくて、陣痛促進剤を使っての超難産だったため、第二子の強い陣痛をとても頼もしく感じました。

陣痛と出産の痛みは、その後の子育てにも役に立つと言います。
乗り越えた達成感は、確実に自信に繋がるからです。
(その他、陣痛中に分泌されるホルモンの影響もあるとか)

無痛分娩を否定するわけではありません。
体質などは人それぞれですし、世の中には無痛分娩が必要な人もいると思います。

ただ・・・
違う選択肢や、陣痛の意味を知った上で選択して欲しいというのが私の気持ちです。

私は今、まつやま助産院 のお手伝いで

「うみねっこ」という小冊子の制作に関わっています。

FBページ(いいね!よろしくお願いします)
https://www.facebook.com/uminekkoclub/

ブログ(超大昔のブログです^^;)
http://ameblo.jp/daidaidokoro/entry-11528123903.html

その打ち合わせ中に聞いたのですが、
助産院での出産は全体の0.8%なんだそうです。
助産院での出産は自然なお産です。
無痛分娩はその真逆を行く、管理されたお産。

管理が必要な方ももちろんいらっしゃいます!
うちも第二子は随分医療に助けられていますし、
第一子は助産院から搬送されて病院で陣痛促進剤を使って出産しました。

でも、でも、やっぱり、、、、
自然なお産の存在をもっと知ってもらいたいな。

そんな気持ちから、今回の記事は書かせていただきました。

そして、私はやっぱりマイノリティーの味方でありたい。
そう強く思います。






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