警備会社の管制はどうあるべきか【無料記事・警備会社】
こんにちは。
様々なことについて、猛勉強中のSHRKです。
これから「警備会社の管制はどうあるべきか」について、お話したいと思いますが、まず前提として会社によっては管制ではなく、司令や統制などと呼ばれているところもあります。そのように呼ばれている方が該当するお話となりますので、この記事中では管制という言葉を司令や統制などとすり替えて読んで頂きますようお願いいたします。
では、さっそく始めさせていただきます。
警備会社の管制は大きく分けると2種類の役割があります。一つは機械警備の発報に対して指示を出す役割、もう一つは交通誘導など人員配置をする役割です。もちろん、どちらも対応する管制もいます。今回の記事は、主に人員配置をする役割の管制のことを書かせていただいておりますが、実際に管制をやっている方の中には読んでいる途中でそれは違うよと否定する方もいらっしゃると思います。しかし、これはあくまでも私個人の考えである為、一つの意見でとして受け止めていただき、最後までお付き合いいただけますと幸いでございます。たくさんある中でも本当に伝えなればならないことを2つ書かせていただきます。
まず、1つ目は管制が人員配置をする際は、警備員個人の警備技術、生活、健康、その家族の状況など全てを把握した上で総合的に判断し、適材適所へ配置しなければなりません。今は、このようなことを述べていますが、私が管制をやっていた頃、これができなかったが為に警備員からの信用を失墜し、休みたい気分になればすぐ理由をつけて休む、体調不良により穴が開いても協力してくれないなど大変な思いをした時期がありました。もうこの業界を辞めたいと思ったことが何度もあり、その時は顔色や表情が絶望的だったと思います。前所属の警備会社代表は、そんな私を見かねてなのか「管制はボードに張っている名前をただ埋めるだけではなく、その人を想い、魂を込めて配置しなければならないんだぞ」と突然語りかけてくれました。その話を聞いて、私はふと今までの行いを思い返してみると、遠い近い関係なく都合の良い人だけを遠くに行かせた平等性に欠ける配置、次の休みを約束せずにとにかく埋めてもらっているだけの配置、その人が今どのような状態にいるのか話をろくに聞いていない状態、このほかにも沢山の反省すべきことがあることに気づきました。その話を聞いてからはとにかく警備員のことを知るためにコミュニケーションを図り、先の先まで予定を組むようにして必ず休みを約束したうえで埋めてもらい、どうやったら魂を込めた配置ができるのかを常に考え、問題点を抽出して、とにかく改善を繰り返してきました。そして、私は先述したとおりの結論に至ることができたのです。(なお、現在もこれで満足している訳ではなく、もっとできることがあるのではないかと問題点の抽出と改善を行っております。)
次に、2つ目として管制は社員、社外を問わずに会社へ入る苦情や仕事依頼などに対して対処力や判断力を向上させないといけません。中小企業の警備会社ほとんどが最初の電話窓口に管制を置いています。(電話を転送して外出する会社も多々あります。)上司が不在の時は、自らが判断・行動しなくてはならない場面も多数あることでしょう。会社によっては、管制にある程度の権限を付与しないが為に判断が遅れて、大問題に発展したり、ビジネスチャンスを失ってしまうこともあります。苦情やトラブルが起きたら、遠くない限りはすぐ駆けつけて謝罪するべきです。社長謝罪にまで発展したら、その会社の信用はどん底に落ちたと判断してください。仕事依頼があれば可能な限り即決した方が良いです。今は無理でも可能性が少しでもあるのであれば、最低前日までは時間を貰って回答するべきです。自分には判断することは無理だよと思うかもしれませんが、常日頃から会社の方針を確認しておけば回答できることや対応できることがあります。自分が判断したら逃げ道が無くなると思うかもしれませんが、会社の方針に則って対応したのであれば、会社の答えを出したのだから問題ないと思ってください。もし、そのような対応したにも関わらず責任を取らされて退職させられたのであれば、即労基に駆けつけて不当解雇を申し立てましょう。
以上、大切なこと2つを書かせていただきましたが、これ以外にもたくさんあります。もっと聞きたい場合は、総合サイトを設けてありますので、問い合わせからメールしていただければ、是非ともお伝えしたいとおもいます。私はこのような管制をたくさん輩出して、警備業界をもっと発展させたいと思っております。賛同していただける方は、是非とも一緒に頑張っていきましょう。
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