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地獄から抜け出す方法

いきなり「地獄」というと、ギョッとされる方もいらっしゃるかもしれませんが、どうぞご安心ください。
 
地獄とは「自業苦(じごく)」のこと。

「自」らが「業:ごう(問題)」を作り出して、その問題に「苦」しめられること

多くの人が「答え」の出ないことをあれこれ考えて、先のことを「不安」に思い、どうしようもないことをなんとかしようとして、もがき苦しんでいますが、これこそ、まさに地獄ですよね?
 
そもそも、自分で解決できない問題なら、そこに自分の「答え」はないのだから解かなくてもいい!

それなのに、独りで必死に解決しようとして(独りで解決しなきゃいけないと思い込んで)苦しでいるから、「地獄」になるんですね。
 
困ったことに、一旦地獄に落ちると、アリ地獄のように深みにハマり、どんどん悪い方向へと進んでしまいますから、要注意です。
 
地獄にハマった時に、やることは、まず「受け入れる」こと
「あきらめ」て、受け入れることが肝心です。 

ここで注意したいのが「あきらめる」というのは、自分にできることとできないことを明らかにするということ。
 
決して、投げ出したり、投げやりになるのではなく、できないことを素直に認めて、周りに頼り、助けてもらって解決する!
そして、答えの出ないことは、もうこれ以上考えない!ということです。

かつて、一休和尚が亡くなる直前に、弟子たちに、一通の手紙をしたためて「本当に困った時に、これを開けなさい」と言い残しました。

そうして、何年か経って、お寺が危機にひんした時、手紙の封を切ると、そこに書かれていたのはたった一行…

『なるようになる、心配するな』

でした。
 
やっぱり、ありのままを受け入れて、こだわらず、とらわれず、自分があるようにあれば、物事はなるようになります!


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神社昌弘|本名
僕はいま、自身が困難から学んだことを、他の人の人生に生かしてもらう活動をしています。よろしければ「サポート」をお願いします。いただいたサポートは、作家としての活動費に使わせていただきます。