17卒。短期決戦といわれる就活を振り返って。
こんにちは。現在、大学4回生、17卒として就職活動を経験したエビアボカドです。
泣いたり、笑ったりの怒涛の3ヶ月を、記録として残したいのと、今後の就活生の参考になれば、と思い記事を書きました。
⭐︎短期決戦と言われる17卒の就活とは。
16卒の就活とは異なり、解禁が前倒しになった17卒。
具体的には、経団連に所属する大手企業の選考開始が8月1日から6月1日と定められました。
が!これを、鵜呑みにしていてはいけません。
3月に就活が解禁され、企業は説明会をスタート!と、同時に、3月以前のインターンシップに参加した学生には、別選考フローが用意されているからです。
インターンシップについては後ほど詳しく説明するとして、ある程度の規模があり、夏からインターンシップを行っている企業には、インターン組と一般組の選考フローが用意されてると考えなければなりません。
実際、私も秋と春休みにワンデーのインターンシップに参加し、別の選考フローに進みましたし、3月末には内定をもらっている友人もいました。
⭐︎インターンシップは参加せよ!!
では、インターンシップはいつ参加すればいいのか?どこに行くのがいいの?
という、疑問がまず浮かぶと思います。
ズバリ、業種は選ばなくていいと思います。自分が興味がある業種、業界があれば別ですが、まずは自分の日程と場所等でスケジュールが合う企業に行ってみましょう。
とにかく、「参加する」ということが大切です。
そこで、おそらく周囲の意識の高さに感化され、どんな業界、業種で何ができるのかを考えるきっかけをつかむことができると思います。
ポイントととしては、インターンシップ前に、1冊就活ノートを用意して、しっかりと感じたこと、学んだことを残しましょう。
私自身、某住宅販売の営業インターンシップに参加し、社会人(というよりは就活生)としてのマナーや、就活を始めるにあたって、自己分析の仕方などを学びました。
実際、大学の後輩には興味がなくても、就活のスタートをきるのにオススメなので、この企業のインターンシップを紹介しています。
⭐︎自己分析を極めるということ。
3年生の秋からインターンシップに参加していた、「比較的意識高め」の私でも、自己分析やSPIの勉強をしたのは、3月前、2月中旬くらいでした。
SPI等の試験対策は、正直人により様々です。ハッキリ言うと、学力に自信があるかないかだと思いますが、余裕を持ちたいのであれば、はやめの対策をオススメします。
自己分析の本を購入し、それに沿ってノートに答えを書く。自分の長所や、短所を書きだす。そんなことをしていましたが、結局この甘い自己分析のせいで、4月に絶望を味わうことになります...汗
自己分析というよりも、自分を好きになることを、意識してみて下さい。
例えば、恋人と長くいると、いいところも悪いところも見えてきます。どんなに喧嘩をしても、好きだから一緒にいます。
・あなたは、自分のどんなところが好きですか?
・そして、どんなところを直したいと思いますか?
・今までの人生であなたと喧嘩(失敗や挫折を)しても、今笑っているのはなぜですか?
自己分析においては、そう考えながら、しっかりと自分自身を見つめなおすことが大切です。
⭐︎面接=人格診断ではない
私は比較的早い段階で、業界を絞り就活をしていました。(2月に合説などに参加し、インターンシップに参加したため)
3月末には、第一希望の企業の一時面接がきまり、4月はほぼ毎日説明会と面接、セミナーがありました。
コミュニケーション能力に自信があった私は、筆記テストが通ってしまえば、こっちのもんだ!と思っていました。
しかし、結果は惨敗。3社連続一次面接落ち。大企業から中小まで、落ちました。
そして、どの面接も手応えがあったため、かなり落ち込みました。
食事もろくにできず、一時期は、県内にある実家に戻ることを決意。しかし、状況は変わらず、説明会に向かう電車の中で嘔吐してしまうほど、精神的に辛かったです。
自信のあった面接で、しっかりとキャッチボールも出来たのに、どうして落ちたんだろう。
私という人間を受け入れてもらえない事実。
人格否定をされた気分になっていました。
立ち直るきっかけとなったのは、母の「あなたに東京は絶対無理。」という言葉と、父の「何があったの?」という問いかけでした。
東京に行くことを心配する母に、自分の夢を否定され、父にそれでも行きたい思いを聞いてもらいました。何故、その業界がいいのか、どうして落ちてしまったのか、本当に思っていることを、伝えることで、自分自身の現状を理解できたと思います。
そこからは、今までが嘘のように面接を突破し、最終的には5社から内々定を頂きました。
ある企業は、面接後すぐにフィードバックがあり、ここなら落ちても、企業と合わなかったのだと納得できると感じました。
日本の企業のほとんどが、説明会、適性検査、数回の面接を選考フローとしています。
しかし、選ぶ側の人間として、何故ダメだったのかの、フィードバックをしてほしいと思います。
誠心誠意、志望した学生に対して、結果とともに理由を通知することが、選考する側の責任なのではないでしょうか。(なかなか難しいとは思いますが。)
面接に落ちてしまっても、前向きに!企業と合わなかったのだと開き直り、自分ってどんな人間なんだ?と、振り返る気持ちが大切です!
⭐︎オススメしたい就活サイト、アプリ
リクナビ、マイナビは必須ですし、ほとんどの就活生が登録すると思うので、ここには書きません。が、志望した企業がリクナビが多かったので、私はリクナビ派でした!!
〔キャリタス〕
合説を多く行っていたのと、業界ごとの合説があったので、個人的にはよかったです。
〔就活めーる〕
就活で使うであろう、メールのテンプレートが揃っています。面接後や内々定のお礼等でメールを送る際に、重宝しました。
〔News Picks〕
日経新聞に毎日目を通すことは、スケジュール的にほとんど不可能ですし、時間があっても継続し、自分の言葉で感想を持つことは、中々難しいと思います。
「短文で、自分の感じたことを伝える」を、意識して、意見をアウトプットする機会として利用していました。これは、ES作成にも面接時にも役立ちました!
自分の志望業界のニュースが読めて、コメンテーターや、有名企業の役員の意見を見ることもできたので、非常によかったです。
以上が、私の3ヶ月で感じたこと、知ってほしいと思ったことです。
最後に。
就活生は、第一志望でなくても、「第一志望です!」と嘘をつかなければなりません。
企業側も、選考ではないと言いながら、実際は選考が進んでいます。
就活では、嘘のつき合いであり、本音や熱意をアピールすることが求められます。
まさに、本音と建前の日本らしい選考だと思います。
振り返ると、苦しいことの方が多かったかもしれません。
しかし、友人や両親に支えられていることに気づき、自分自身について理解を深めることのできた、貴重な時間でした。
これから本格化する17卒の皆さん、そして、18卒以降の皆さん。
就活は、頑張れば頑張るほど大変なものですが、得るものも大きいと思います。
ゴールは、「内定をもらうこと」ではなく、「仕事を通してどんな人間になりたいか。その手段として、自分に合ったフィールドとなる企業を見つけること」だと思います。
そして、苦しい中にも楽しみを見つけてください!
私は面接と面接の間で立ち寄る某サンドウィッチ屋さんの、エビアボカドを楽しみに、就活を乗り越えました!!
応援しています、頑張ってください!!
エビアボカド
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