人生を変えてくれた人
本日6月23日は、星野源さんのメジャーデビュー10周年記念日です。
私が源さんに出会ったのは2016年、4年前です。
源さんに出会ってから4年間で、私という人間は大きく変わりました。
そんな4年間について、書いていこうと思います。
1. 出会い
源さんとの出会いは、星野源のオールナイトニッポンでした。
経緯については以前も書いたため省略しますが、高校二年生の夏のことでした。
(↓経緯を書いた記事はこちら)
2016年7月26日月曜日、深夜1時。
私は深夜ラジオの世界に初めて踏み入れました。
「なんだこの面白い人は」「なんだこの面白い番組は」
衝撃と楽しさとでわけのわからない感情になりながら、部屋で一人、笑い転げていました。
これが、星野源さんとの出会いでした。
それから毎週ラジオを聴くようになり、初めて送ったメールが採用されたのをきっかけにどっぷりハマり、星野源という人間のファンになりました。
2. 価値観の変化
その後彼がどのように私の人生に影響したのか。
まず、その頃の私はとにかく今に生きる高校生でした。
「未来のことなんてどうでもいい、今楽しければいい」
言い換えれば、「目先のことしか考えられない人間」でした。
何をやるにも楽な方を選択し、当たり前に結果は出ず、自分のせいなのに周りに当たるような最低な人間でした。
でも、大好きになった源さんは、とてつもなく心の優しい人間でした。
好きな女性のタイプは「悪口を言わない人」。
これを聞き、まず悪口を言うことをやめました。
超単純ですね私笑
でも、これが案外大きく、悪口を言わなくなってからはそれまでより人の良いところを見つけられるようになり、今まで何かと怒っていた私でしたが、怒ることがほとんどなくなりました。
そして、物事を広い視野で捉えられるようになりました。
ちょうどその時期、学校の授業で将来について考える機会がありましたが、それまで何も考えたことのなかった私は「とりあえず国際系の高校きたし英語使う仕事かな」「まあ地元(名古屋)にずっといるだろうな」くらい、ぼんやりしたものしか思いつかず、悩んでいました。
そんな時、源さんのラジオの「ジングルのコーナー」というコーナーで、私のメールが採用されました。
そこで源さんが私に向けて言ってくださった言葉が、私の将来の夢を作りました。
「世間一般で言われているその言葉の意味合いと、自分が感じていることが違うという気持ちは常にはっきり意識するといいよ。将来どういう職業に就くのかはわからないけど、僕はそれを音楽で表現している。その気持ち、忘れないでください。」
この言葉を受け、私は
「そうだ、私はそんな音楽が好きだ。音楽に関わる仕事がしたい。」
そう思いました。
小・中学生の頃、私はいじめにあっていました。
そんな私を支えていたのは「思いを表現している音楽」でした。
そんな音楽を社会に届けることに携わりたいと思い、それができる企業を調べました。
調べているうちにピンときた、それが実現できる企業は、東京にありました。
それからというもの、私はその夢を叶えるため、東京に行くため、猛勉強しました。
採用されていただいたステッカーをスマホに貼り、それをお守りに頑張りました。
そして今、私は東京の大学に通っています。
今でも就きたい仕事、成し遂げたいことは変わっていません。
それが実現できるよう、今は就職活動をしています。
3.モチベーション
それからの私は、未来に向けて努力する人間になりました。
その努力のモチベーションも、全て源さんでした。
「今日はラジオがあるから頑張ろう」「逃げ恥があるから頑張ろう」「Mステに出るから頑張ろう」
(高校二年生の秋冬は、月曜ラジオ、火曜逃げ恥、木曜LIFE!、日曜真田丸という最高の一週間でした笑)
それは楽曲も同様でした。
元気が出ないときは“ギャグ”を聴き、理不尽なことがあったときは“バイト”を聴き、孤独を感じたときは“日常”を聴き、楽しいときは“恋”や“SUN”を聴いて踊りまくり、週末には“Week End”を聴き…
源さんがいたから、頑張れました。
そんなモチベーションがあったからこそ、たくさん努力して、軽音楽部の大会では賞をもらうことができ、東京の大学にも合格しました。
大学に入ってからも、サークル、テスト、バイト、インターン、努力するときにはいつも源さんの音楽やドラマ、本が隣にいました。
源さんには4年間、たくさん支えられてきました。
4. 最後に
源さんに出会っていなければ、今の私はありません。
東京にもいなければ、ラジオリスナーにもなっていない。ラジオディレクターもやっていなかっただろうし、裏方サークルにも入っていなかったでしょう。源さんのおかげである今が、私は大好きです。
本当に、星野源さんには感謝しかありません。
今、源さんに与えてもらった夢を叶えるため必死に就職活動をしています。
そんなとき、久しぶりにラジオで採用され、なんと源さんの私物CDをいただきました。
今は、そのCDを見て、聴いて、毎日頑張れています。
もちろん、ステッカーも未だにスマホに張っており、大切なお守りです。
偶然だとは思いますが、源さんは私のターニングポイントでいつも支えになってくれます。
源さん、10年間音楽家として、俳優として、文筆家として、私たちに想いを、幸せを届けてくださり本当にありがとうございます。
死にかけた時も、生き続けてくれてありがとうございます。
源さんに出会っていない私は想像できません。
源さんのおかげで私がいます。
これからもずっと、応援しています。
10周年、おめでとうございます。