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詩歌句の気分
現在放送中の朝ドラでちょこちょこ短歌が出てくるので好きな短歌を思い出した。
「たとへば君ガサッと落葉すくふやうに私をさらつて行つてはくれぬか」河野裕子
すぐに情景が思い浮かびます。
ロマンチックですね。
この歌が好きって夢見てたのね、若い頃の自分笑
ふたりの男性の間で揺れていた実体験から詠んだ詩とか。
自分では決められないから積極的な方になびきます、って思ってた頃もあったな。
相手まかせだと続かない…ね。
「たとへば君が」出たのでついで?に。
大好きなマンガ「月に吠えらんねえ」(清家雪子作)には日本の近代詩人が住んでいる設定の架空の街、詩歌句街(シカクガイ)が登場します。
萩原朔太郎氏の作品イメージからのキャラ、朔ちゃんが主人公です。
作中に膨大な作家さん、詩、俳句、短歌が出てきます。
教科書に載ってた句などを思い出したり、新しい作家さん、作品を知れたり。
文字が多すぎてなかなか読み返しを思い切れない私…。
「月に吠える」萩原朔太郎
死
みつめる土地つちの底から、
奇妙きてれつの手がでる、
足がでる、
くびがでしやばる、
以下、略
他にも「竹」とかいろいろ衝撃でした。
想像すると怖かった。
ほとんど理解出来てないけど独特の感覚は覚えています。
キテレツ朔さんから一転して以下はわかりやすい。
自由句万歳です!
「咳をしても一人」尾崎放哉
まんまですやん。
わかりやすい詩が好きです。
ひとり暮らしで風邪ひいたりすると心細くなって浮かびそう。
孤独さが伝わる。
「まつすぐな道でさみしい」種田山頭火
これもまんまです。
わかりやすくて好きです。
理解薄いな、私。