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なんてことない「記憶」を並べる回【小学生編】

三ヶ月ほど前に、「あの事件」が好きだという記事を投稿した。
簡潔に説明するとオモコロが展開してるラジオの一つである「ありっちゃありスパーク」という番組のコーナーの一つがとても好きで、その中でも特に印象に残っている話を並べるというものだった。

ありスパでは超絶不定期に行われている「記憶」という自分の記憶を思いついたままひたすら言うだけの回があって、私はそれも好きだったりする。

今回はこのコーナーに倣って、自分の中の誰に伝えるでもないけど何となく頭の片隅に残っている小学生の頃の記憶を並べていこうと思う。

  • クラスでダジャレが流行っていた。「ジャイアン死んじゃ嫌ん」みたいなしょーもない言葉を一つ放つだけでクラス中に爆笑が起こり、自分もウケたいという一心で「出来杉くん、頭が良すぎて脳みそがショートした」というダジャレでもなんでもない面白くなさ過ぎる言葉を大声で叫んだところ、教室が水を打ったように静かになり「それ、ダジャレじゃないじゃん」と周りから糾弾された。人生で初めてスベった瞬間だった。なんでこんな事を言ってしまったんだろうか。

  • 市長選か何かの選挙があって、普段全く言葉を交わさない父親に何かの折に「誰に入れたん?」となんとなく聞いてみたら「軽々しく聞くんじゃない!」と1時間ぐらい説教された。今思えば確かに一理ある話の内容ではあったが、子供ながらに理不尽さをもの凄く感じた事を今でも忘れていない。私はただ普段会話をしないからこそコミュニケーションを取ろうとしただけなんだ。

  • PS1の「エコーナイト」というゲームを兄がプレイしていて、最後制限時間内にその場から脱出しなければならないのに上手く移動できずそのままバッドエンドになって呆然としていたのを今でも何故か覚えている。

  • 職場見学でノンデリ同級生二人と同じ班になってしまい、見学先では何も起きなかったのに帰り道に自転車で危ない運転していたのを近所の人に見られ学校に通報されてしまい、私は全く何も悪くないのに放課後呼び出されて三人纏めて怒られたのを今でも納得出来ずにいる。

  • 家族旅行なんて碌にしたことなかったが、一回だけ何故か父と兄の三人で島根に向かった事がある。日本一の高さを誇る「出雲日御碕灯台」に登ったり飯が美味い旅館に泊まったりしたが、何故か一番の観光先であろう出雲大社に行かなかったのを不可解に思っていた。しかしその後よくよく考えたら、家系がクリスチャンだからだと勝手に気付いて勝手に納得した。

  • ミュウツーの逆襲を観にいった翌日、同級生(上記とは別の奴)も観たと言うので感想を述べようと終盤サトシが石化してポケモンの涙で蘇るという展開について話した所、「ポケモンが泣くわけないじゃんwwww」と馬鹿にされ、明らかにそいつが観てない事が発覚しつつも何故か私が嘘つき呼ばわりされてしまったことは今でも根に持っている。

  • 小一の頃、もう寝ようと思って布団に入ろうとした所、急に姉が部屋に入ってきてもう寝るのかと訊ねてきた。いやもう遅いし寝るよと答えた所、年越ししないのかと言われ意味が分からず言葉に詰まっていたが、どうやら大晦日のようで、何故か冬休みに入った記憶も年末を過ごしている記憶もすっぽり抜けて、何もない平日と思い込んでいた事が発覚した。これが今でも不思議でならない。何故急に日付と感覚がジャンプしたのか。何故それまでの記憶が一切ないのか。ディアボロがキングクリムゾンでも発動したんだろうか。誰か教えてくれ。

こんな感じかな。
小学生、見えてる世界が学校か家庭ぐらいしかないので当然記憶もそれらに集中するな。しかし最後のやつは不可解過ぎる。脳科学とかで証明出来るんだろうか。でも「その時期にめちゃくちゃ嫌な出来事が起きて無意識に記憶を閉ざしてしまった」とかだったら嫌過ぎるな。知らない方がいいのかもしれない。

暫くありスパで「記憶」の回をやってないからそろそろやってほしいなぁ。
誰かの記憶を覗くって中々ないので、聴いてて楽しいんだよな。

まぁ、また時間が経ったら今度は中学生編を書こうと思いますわ。

おわり。


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