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”告られ待ち”ってなんやねん、欲しければ自分から赴かんかい

今日は遠方に住む友人が遠路はるばる私の住む街にやってきたので飯を食いにいった。色々と会話をしたんだが、その中でも「告られ待ちってなんやねん」という話題が盛り上がった。(タイトル回収RTA)

そりゃ性別問わずどんな人でも意中の相手から一方的に好意を伝えられたら嬉しいだろうけども、そもそも「自分が誰かから何かを与えてもらえる」という考え自体烏滸がましくないか?

「告白されたい」という気持ち自体はあって当然だと思うが、そんな都合よく事が進むものなのだろうか。程度にもよるだろうけど”告られ待ち”が発生する時点で既に両者の関係性はかなり良好な域にまで発展してるんだろうから「だったら自分から言わんかい」としか思えないんだよな。

似たような事象で「それとなくテーブルの上にゼクシィを置いておく」みたいな手法も聞いたことあるけど、何故素直に「結婚したい」と相手に伝えないんだ? と思ってしまう。直接言えば済む話やんけ。

そもそも”恋の駆け引き”ってのもよく分からないんだよな。
LINEの問答に頭を使ったり、デート中の言動で相手の気を引こうとしたりとか、ストレートに飯誘って気楽に談笑して「交際してほしい」と言うだけではダメなのか? なんか無理してる気がするんだよな。私が面倒臭がり屋だからそう思うだけなのかもしれないが。

色恋に限らず、人というものはドラマティックやロマンティックな出来事に憧れてしまうものだと思う。幼少期からテレビや映画、小説などの作品の影響を受けるという原体験もあるだろうし。そういう心理が”告られ待ち”を発生させるのかもしれない。まぁ物凄くクレバーな人が相手の行動を掌握して「自分が思い描く理想の展開」を実現させるために仕向けるなら納得するけどね。

あと「告白して振られるのが怖い」ってのもあるんだろうけど、世の中は全てトレードオフだと思うので、振られたら振られたで存分に傷ついた後に前を向かんかいと言いたい。無傷で生きていくなんて余程恵まれていないと不可能だと思うよ。

まぁ散々好き放題自分の考えを述べたが、私もかつてはめちゃくちゃ奥手だった。20代前半の頃、好きだった女の子に対してどうアプローチしていいか分からず飯に誘うまで一年、告白するまでに更に一年かかってしまった。当然その頃には相手からしたら只の男友達としかみられておらず、あっさり振られてしまったっていう。

だが30代を超えた今、そこら辺の意識は綺麗さっぱりなくなってしまった。シンプルに考えるのが面倒臭い。別に現在進行形で好きな女性がいる訳でもないが、もしそういう相手がこの先現れたなら率直に「好意を持っているので交際してほしい」と言うだろうなぁ。自分の願望にそぐわない結果ならあっさり諦められるし、多分昔ほど未練を残さなくなってると思う。これが良い事なのか悪いことなのか分からんけどね。

なんか長々と御託を並べてしまったが、要は欲しいなら自分から掴みに行けって話ですわ。待ちの姿勢を貫いてても、良い結果は早々に訪れないと思うよ、多分。

おわり。


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