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正直地味ハロウィンは好きなんだよな

去年の今日、こんな話を書いていたんだが、一年経ってもハロウィンイベントに対する気持ちは依然変わらず、コスプレして酒を飲みながら街を闊歩する陽キャに対する良くない感情を払拭できないまま私は日々を過ごしている。

しかし、そんな私でも唯一ネット上で楽しみにしている催しがある。そう、表題にもある通り地味ハロウィンだ。
ご存知の方も多いだろうが、一応説明しておくとデイリーポータルZが開催している「身近な人やシチュエーションを再現した仮装で集まるイベント」で、

こんなのとか

こんなのとかを再現するやつだ。
2014年から始まったらしいので今年でもう10年目になるのか……。


↑今年は特にこれが好き。
イベントに直接参加せずともタグの使用は自由なのでネット上でも色んな人が参加できるのも良さの一つだ。

日常の中で見かける”あるある”をかなり細かい部分まで落とし込み、それを自ら再現する。なんて素晴らしい仮装イベントなんだろうか。面白すぎる。

因みに私自身も前勤めていた会社のバーベキューで「地味ハロウィンをやろう」というお達しがあり、渋々参加したことがある。ある女子社員はサブカル風のファッションに自撮り棒を携え「ヴィレヴァンにいそうな女」に扮したり、ある男性社員は赤いバンダナ・チェック柄のシャツ(ズボンin)・タイトめのジーパンを着用し「ステレオタイプのオタク」に扮していた。

私はというと、なーんのアイデアも浮かばなかったし衣装を揃える暇もなかったのでバーベキュー直前にドンキでデカめの朱肉を買い、右の掌に満遍なく塗りたくったそれを自らの左頬へ押し付け、赤い手形がつけられた「彼女に振られた人」に成ることにした。そこそこウケた。

こんなイメージで想像してくれ


地味ハロウィン、あるあるの具現化ってこと自体も面白いんだけど、それ以上に毎年色んな人の発想や視点に驚かされるんだよな。「どこからそんな発想思いつくん?」ってよりかは「確かにそういう人いるわ〜」みたいなのが多い。多分意識すれば自分でも気付けていたレベルのものをうまい具合に仮装へと落とし込める人が多すぎる。最高だぜ。

上述の「彼女に振られた人」で今年はTwitterに画像を上げようかなと思ったけど、構造上ガッツリ顔面を映さざるを得ないので断念した。
日常で頻繁に見かけているけど未だ誰も地味ハロウィン化していない”あるある”、多分まだまだある筈なので来年こそはそれを見つけて参加してみたいぜ。

おわり。


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