今さら笑われそうだけれど，ワタクシはYahoo!を見るのをやめることにした

コロナの時を迎えて，国や自治体からのいろいろな情報を受けて，自分なりに気をつけて日々を過ごさなければならなくなって久しい．そもそも動かずにいようと思えば，かなりの部分が在宅で完結できる仕事なので，他の人よりも安心して新しい日常に移行できた部類の人間なので，その点は幸運だった．

情報を得て行動を決めるにあたり・・・

コロナの時を迎えて，テレビもネットも，改めて無責任な情報の洪水なのだなと，強く強く思うようになった．

感染が増えれば行政の無策を叩き，人びとの行動を監視し，確証もないような対策もどきを垂れ流す．ある日，除菌のためのテーブルやドアノブの拭き方，みたいなものを，その筋の専門家だという方が得々として解説していた放送を目にした時には，何か底知れぬ恐怖を感じた．

感染が下火になり，景気刺激の施策が実行に移されると，それまでとは打って変わって，巧みに制度を活用していかに安く旅行に行き，食事をし，お得なクーポンやポイントを獲得するか，といった情報があふれ出す．感染対策は・・・どこへ行った？　あれほど心配していた行政の不備は，病床の数は，監視しなくて大丈夫なのか？

吐き気がするようになり

ワイドショーは早々に観なくなった．NHKのニュースが終わると，アマゾンのPrime Videoで懐かしい映画やお気に入りのドラマを観るようになった．

それでも情報の源として，しばらくはYahoo! ニュースを閲覧していたが，最近は（というかそもそもそうだったのだと思うけれど）そのソースの質と，ポータルとしての選別の質の劣化に耐え難くなり，ついにブラウザーからYahoo!とYahoo! ニュースのブックマークを消した．

ようやくにして・・・

そう．ようやくにしてワタクシは，Yahoo!を見るのをやめた．今さら？　と，笑われそうだけれど．朝と夜のニュース番組と，某新聞社の電子版を見るだけで，ワタクシにとっての情報は十分だった．そして検索はそもそも，Googleだった．

コロナの時を迎えて，ワタクシに起こった変化は，こんなものだった．