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スマホひとつで収益化も夢ではない!?

<雑談・スピーチ・会議>
スマメモを使えば、あなたも話し上手に!

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●雑談
雑談のネタに関しては前回、「はなしかたきょうしつ衣食住」「木戸に立てかけし衣食住」 の話をしました。日頃からこれらの情報をスマメモしておくとネタには困りません。「雑談用のメモ」としてまとめて保存しておいてもよいかもしれませんね。
また、ネットニュースなど、こまめに見てメモしておくと話題に困りません。
なお、逆に避けたほうがよい話題は「宗教」と「政治」です。1人ひとりの信条の根幹に触れる場合があり、もし話が対立すると関係修復が不可能になってしまう恐れもあるからです。雑談であってもこの話題は避けたほうが無難です。

●朝礼などのショートスピーチ
朝礼などで短いスピーチをする場合は、きちんと筋立てをするとわかりやすく、話が伝わりやすくなります。しばしば使われるのが「PREP」法です。
「PREP」とは、「P=Point(要点、結論)」「R=Reason(理由、根拠)」「E=Example(事例、仮説)」「P=Point(結論の再確認)」のことです。話の流れが比較的単純でわかりやすいのでショートスピーチには最適です。

●会議
あなたは会議で焦ることはありませんか? それは準備ができていないからです。そんな時も日頃からデータでメモを取るようにしておけば、後はキーワード検索するだけで必要な情報を取り出すことができます。
なお、会議で発言する場合は、短い話なら前項で挙げた「PREP」法、長いプレゼンなら次節の内容を参考にしてみてください。

<プレゼン・セミナー>
面白いストーリーが次々とわき出てくるスマメモ活用術

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●伝わるプレゼンのやり方(ストーリーテリング)
神話学者ジョゼフ キャンベルは数々の神話に共通する一連の流れを発見し、「ヒーローズ・ジャーニー(英雄の旅)」と名づけました。

①  Calling(天命、使命に気づく)
②  Commitment(旅のはじまり)
③  Threshold(境界線、最初の試練)
④  Guardians(仲間との出会い)
⑤  Demon(悪魔、最大の試練)
⑥  Transformation(変容、変態、成長)
⑦  Complete the task(課題完了、達成)
⑧ Return home(故郷へ帰る)

これに従えばストーリーが書けそうな気がしてきます。
前節で説明した「PREP」法の他にマーケティングの世界でよく使われる「PASONA(パソナ)の法則」というものもあります。

①P:Problem(問題を提起する)
お客様が潜在的に困っていることなどを明確にして問題に気づかせます。

②A:Agitation(問題をあぶり出し、あおりたてる)
問題をイメージできるように描写し、あおります。

③SO:Solution(解決策の提示と証拠)
提案するモノやサービスが問題解決に役立つことを明記し、その証拠を示します。

④N:Narrow down(限定、緊急、絞込み)
いつでも購入できるものではない、といった「限定感」をアピールし緊急性を演出します。

⑤A:Action(行動)
行動を呼びかけて締めます。

この一連の流れに則ると聴衆の心に響くプレゼンができるようになるとされています。

●スマメモでできるプレゼン・セミナーの事前準備
【アイデア出し】
まずプレゼンのメインテーマをメモに書き込みましょう。続いて、プレゼンの流れを決めます。「PREP」法でも「PASONAの法則」でも構いません。次に、これまでスマメモで集めてきた資料やデータを眺め、それが「PASONA」のどこに当てはまるのか、と考えていけば話が作りやすいと思います。

【資料作り】
日頃から仕事上のメモをスマホに一元化しておけば、何も悩むことはありません。データ化されているものがほとんどなので、コピペを繰り返せば簡単に資料が作成できるはずです。
また、これまで社内で作成したセミナー資料、あるいは外部で受け取ったもの、もしくはネットに上がっている資料なども大いに活用しましょう。

<メルマガ>
スマホひとつで収益化も夢ではない

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●ファン作りや収益化ならメルマガが最適
メルマガはスマホひとつでファンを作ったり、収益化を図ったりできる便利なメディアです。
メルマガをはじめるには、読者のメールアドレスの取得(リスト取得)がカギとなります。自分で「リスト取得」するのは難しい、という場合はメルマガ配信代行業者を使いましょう。「まぐまぐ」などの大手でも無料で利用できます。(ただし、発行審査に合格する必要がある場合もあります。)本格的な導入の前に、まずは自分の好きなテーマで数カ月間だけ発行してみるというのでもよいでしょう。

●メルマガの書き方
いきなりメルマガを書くのは荷が重いと感じる人も多いと思います。なので、まずはこれまで紹介してきたようにSNSやブログなどで文章を書く練習をしていきましょう。そこで書いたものを利用して、メルマガ用にカスタマイズするだけでもよいのです。
SNSやメルマガなどでよい文章を書くコツをお伝えしておきましょう。
よい文章を書くには豊富なネタが必要です。つまり、情報の引き出しを多く持つことが重要です。
もうひとつのコツはとにかく「発信すること」。自分で文章を書いたり、自分から積極的に話をすることで表現力が身に付きます。SNSやブログを書くことは発信でもあり、練習でもあるのです。

<情報発信>
発信を躊躇する人とためらわずに発信できる人

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●人はなぜ発信をためらうのか?
これまでさまざまな「アウトプット(発信)」やり方やそこでいかにスマホが役に立つかを語ってきました。
どんなに情報を収集して、簡単に検索してそれを引き出し、それらを使ってアイデア出しなどに利用しようとも、実際に「アウトプット」していかなければ意味はありません。効果的な「アウトプット」ができてこそ「インプット」に価値が出るのでどんどん発信しましょう。

●これまでと比較にならない情報の密度
「情報収集」、「アイデア出し」、「発信・実践」は1つのものなので、情報収集だけ、アイデアを出すだけというのはちゃんと情報収集をしていない、もしくはアイデア出しできていないのと同じです。
実践しない限り本当に理解することはできません。学校や書籍で学んだこと、ニュースや雑誌から得た情報をもとに考え、実践することが重要なのです。

情報がスマホ1つで、検索すれば簡単に集められます。令和の現代を生きる人でも、ちゃんとスマホをビジネスに活用できている人はほんの少数だと思います。しかし、これまで読んできてスマホを使った情報収集やアイデア出しなどを学んできたはずです。

<SNS>
SNSは素晴らしい人との出会いの場。ひと工夫で著名人と仲良くなる方法

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●いろいろなパターンの発信練習をしよう
SNSは友人や趣味の合う人と集まってコミュニケーションを図るにはとてもよいツールですが、ビジネスにつなげるのは難しいでしょう。
ですがSNS等はプライベートの使用以外、役に立たないわけではありません。

SNSやウェブメディアのコメント機能などは、文章作成や発信の練習場所と考えるとよいと思います。それにスマホ1つで簡単に発信でき、「いいね」などの反応も得られて励みにもなるとてもよいツールとなります。
ただし、「いいね」や「アクセス数」などはあまり気にせずに投稿するほうがよいです。あまり気にしすぎると精神的に辛いですし、よい発信をしたから「いいね」の数が増えるとは限りません。むしろ炎上するような変な内容に反響が大きかったりもします。
できるだけ気にしないほうがよいのですが、どうしても気になる場合は「ハンドルネーム」を使うと少し気が楽になります。

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<ブログ>
ピラミッドの法則を理解すれば誰でもその道のプロになれる!

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●エッジの効いたブログで楽しく情報発信力を高めよう
ブログには専門的な内容から個人的な感想など、どんなことでも書くことができます。アクセスを多く集める人気ブログになれば、「アフィリエイト」という広告収入を得ることも可能です。ただし、ここで提案するのはアフィリエイトなどで収益を得るようなブログではなく、あくまでも文章の練習用のブログです。
ブログでは、一般的に比較的長めの文章(最低でも400字から800字くらい)を書くことになります。それを続けていくことで文章力などを磨くことができるのです。

ブログには日記のようなものを書く人が多いと思います。文章を書くことに慣れる程度ならそれでもよいのですが、あまり文章力を上げるトレーニングにはなりません。特定のテーマに絞り、それを紹介するようなブログのほうが仕事で使う文章力を磨くのに適していると思います。
現在のビジネスに関連する内容を解説する方法もあります。専門知識があるとおもしろい文章が書きやすいでしょう。文章を書き貯めていくことで企画書を作る際、ブログから文章をコピペして使うことも可能です。ただし、ビジネス上の情報漏洩には注意しましょう。

●あなたも池上彰になれる(?)ピラミッドの法則(階層の原理)
突然ですが、「池上彰さん」はご存じですよね? 今や日本で知らない人はいない程、超有名人ですが彼はいったい何をやっている人なのでしょうか? 実は、池上さんは「子どもでもわかるように、政治や経済を解説するプロフェッショナル」なのです。要するに、池上さんがやっていることはキュレーション(情報編集)なんです。
自分が持っている知識、あるいはノウハウを特定の対象者にわかりやすく伝えるのです。そういう需要はたくさんあります。ネット上にあふれている情報を、わかりやすくまとめるような人が求められているのです。
「ピラミッドの法則(階層の原理)」というものがあり、どんな分野でも頂点から底辺まであります。

対象層はいろいろですから、あなたにぴったりの層もあるはずです。
あなた自身で分野を決め、さらに対象とするターゲットを決めて情報発信していきましょう。間違いなく情報発信能力は向上しますし、もしかしたら新たなビジネスチャンスが広がるかもしれません。

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【次回予告】
第8回は、「ずるい続け方」。「スマメモ」を簡単に習慣にできる方法を紹介します。12月6日(月)アップ予定ですので、お楽しみに!

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