見出し画像

体調管理の重要性とカヤックツーリング

2021年7月24.25日 自然環境リテラシー学   2回目 D班

shoyaです。D班2回目の自然環境リテラシー学に参加しました。

1日目

当日の朝、今回は初めてのカヤックツーリング1泊2日で不安と緊張でいっぱいでした。また、カヤックツーリングであり、荷物をカヤックに積んで目的地に向かわなければなりません。そのため、出来るだけ荷物を少なくすることや1回目の実習の反省を生かした準備をしなければならなかったので当日前までもとても不安でした。

そして、拠点であるロッジさらくわに到着すると、1回目と変わらず、山、海に囲まれ、とても自然豊かな場所でした。また、ロッジさらくわまでの道には多くのカニが顔を出し、私たちを出迎えてくれました。インストラクターの人たちと合流し、これから始まることを実感させられました。

まず、最初のガイダンスで海上保安庁の方から海での安全についてお話をいただきました。具体的な事故をもとにライフジャケットの大切さ、海でなにかあれば118番ということを学び、これから海を利用する私にとって、とても勉強になりました。

↓海上保安庁の方からのお話

画像1

続いて、さらくわ拠点整備活動として、緊急避難所の確認と整備を行いました。緊急避難所があることは1回目の実習から知っていましたが、詳しい場所についてはあまり知りませんでした。緊急避難所の入り口に着くと本当にこの先に緊急避難所があるのかどうかわからないぐらい雑草が生え、緊急避難所へ行くことが困難な状態になっていてとても驚きました。そして、入り口周辺の除草作業が始まりました。棘のある植物もありましたが、綺麗な入り口にすることができました。

そして、昼食をとり、出艇準備をしました。個人的にこの準備の時間が1番不安と緊張でいっぱいでした。なぜなら、今回はカヤックツーリングであるため、必要な道具全て持っていかなければならなかったからです。何度も忘れ物がないか確認しました。そして、パッキング(荷物の入れ方)についての説明を受けました。カヤックは前後に一つずつ荷物を収納できる場所があります。そこで、前に詰めすぎてしまうと前に重心がきて、沈みやすいこと、荷物の収納に隙間を作らないことを学び、パッキングをおこないました。そして、出艇しました。

出艇後、前回1回目の時よりも安定して漕ぎやすかったです。私自身では少しは成長したからと思っていましたが、リーダーによると向かい風の時は漕ぎやすいということでした。そして、目的地である座佐の浜を目指してがんばりました。

↓座佐の浜までの行き道

画像2

海に近くなるにつれ、風が強くなり、波も高くなりました。そのため、カヤックの扱いがとても難しかったです。しかし、1回目と比べ、荷物が入っているのでとても安定して漕ぐことができ、座佐の浜に到着することができました。

そして、座佐の浜に到着し、荷物を全て取り出した後、グループレスキューの練習を行いました。最初自分から海に落ちる際、とても怖く怯えていました。しかし、落ちてみると水温が比較的高かったのでとても気持ちが良かったです。2人協力して行ったので、とても仲が深まりました。特に、相手のカヤックを支える時が1番体力を使いました。なんと一回でグループレスキューをすることができました。続いて、ペアの人がする際、一回目でできたものの、すぐ落ちてしまいました。そのため、私はとても焦りましたが練習通りにレスキューすることができました。このことから実際落ちてしまうときはおそらく焦ると思うので冷静にレスキューできるように努めたいと思いました。次にテントを立てました。1回目の実習で立て方を学んだため、以前より早く立てることができたように感じました。また今回立てた場所が砂浜の傾斜のあるところであったので、自分で傾斜を平にして、立てました。風があり、立てることが難しかったけれど、なんとか立てることができました。

夜のガイダンスでは山と海の繋がりについて学びました。特に印象に残っているものが「山は海の恋人」という言葉です。一見山は海と繋がっているように見えませんが、山からの栄養が海に流れ込み、海を豊かにしています。漁師の方々が山に植物を植えている写真を見て、山と海の繋がりが強いことを実感しました。また、ガイダンスの中に「おかえりモネ」という朝の連続ドラマ小説の話が出てきて、私は毎朝見ていたのでガイダンスの内容についてとても興味深ったです。

↓キャンプファイヤーの様子

画像5

夜、砂浜でキャンプファイヤーを行いました。火を見ていると自分の疲れが滲み出てくるような気がしました。ここで本当に疲れていることに実感させられました。

2日目(↓朝の様子)

画像3

2日目は波の音で起きました。1時間ごとに寝て起きてを繰り返していたので、本当に疲れが取れたのかわかっていませんでした。後に疲れが残っていたことを実感させられました。そして、セルフレスキューの練習を行いました。1回目の実習で3人くらい実践しているところを見ていたので、簡単にできるのではないかと感じていました。しかし、実際してみると、カヤックにしがみつくことはできましたが、足を入れて乗ることまでがうまくできませんでした。私はなんとしてでもセルフレスキューを成功させたかったので体力がないながらも約7回行いました。しかし、失敗が続いたので体力の限界となり、セルフレスキューを成功させることはできませんでした。本当にとても悔しいです。そのままカヤックを降りて、涼しいところで休ませてもらいました。本当に頭が痛くて、体全体がだるくなりダウンしてしまいました。ここで疲れが残っていたことに実感しました。この時、先生、インストラクターの方やリーダの方に迷惑をかけたと感じています。そのため、次回の活動では体力管理についてもう少し考えて行動しようと思いました。

↓出艇後の様子

画像4

続いて、ロッジさらくわに帰るために出艇しました。セルフレスキューで体力が大幅に奪われたため、周りの自然を見る余裕もなく、とても必死にパドルを漕いでいたことしかよく覚えていません。また、海近くでは1回目よりも波がとても高く、安定して進むことができなかったです。そんな時に隊列の練習が始まりました。最初は最後尾の列だったので遅れながらもついていくことができました。途中リーダーの方々から何度も「大丈夫?」と声をかけて頂いたことを覚えています。そのため、私はロッジさらくわまで必ず自分の力で頑張ろうと思いました。そして、太陽の光がさし、とても暑かったけれど、なんとかロッジさらくわに到着することができました。リーダーから自分の使っているカヤックは他のものより大きいため、セルフレスキューをするのが難しいと聞きましたが、安心した思いよりもやはり悔しい思いの方が大きくなり、次こそは成功させたいと思いました。

上陸して、荷物を下ろす時は足、腕などほぼ全身に疲れがありました。しかし、片付けが終わるまでが実習であるため、片付けも全力で取り組みました。片付けが終わり、1日ぶりのシャワーを浴びました。疲れも流されるようでとても気持ちがよかったです。

まとめ

今回の2回目の実習で体調管理の大切さ、カヤックツーリングについてまなぶことができました。体調管理については、2日目にダウンしてしまったことはしっかりと睡眠、休息することができなかったことが原因だと考えられます。また、セルフレスキューで適度に休憩せず、練習し続けたことも原因だと考えられます。そのため、次の3回目では体調管理について重視したいと考えています。また、今回のカヤックツーリングで水分の重要性についても身をもって感じました。水はたくさんの場面で使うことができますが、1番大切なのは体に水分を与えることなので、無駄に水を使うことを避け、適切な場面で水を使おうと思いました。次回の実習ではこれらのことに気をつけて取り組みたいと思っています。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?