30歳でセブ島に移住した男の日常記録
2017年4月〜2020年3月(最終出社は1月末)まで在籍したLINE株式会社を退職し、現在はセブ島のKREDO IT ABROAD INC.でマーケティングをしています。
2月月初の渡航から約4ヶ月が経過したので、セブ島での日常の記録をnoteに投稿したいと思います。
1、セブ島の企業へ転職した理由
そもそも自分がなぜセブ島にある企業へ転職したかの理由ですが、「語学力を身に付けたい」「マーケティングを学びたい」「海外での生活を経験したい」という3つの理由から転職・移住を決めました。
それぞれの詳しい理由については、下記の記事から参照ください。
「セブ島に移住した3つの理由 -語学力編-」
「セブ島に移住した3つの理由 -マーケティング編-」
「セブ島に移住した3つの理由 -海外生活編-」
それでは、自分が4ヶ月間のセブ島生活で感じたことや生活感を書いていきたいと思います。
2、セブ島について
フィリピンにあるセブ島は、日本から片道約5時間の距離にある、リゾート地で有名な島です。
気候は年間を通して30度前後のため、自分は基本的に日中は半袖短パンで過ごしています。日本との時差は1時間です。(日本時間から -1時間)
有名な観光地でいうと、ジンベエザメと一緒に泳げるオスロブ島や、カワサン滝、景色が綺麗なトップス(山頂展望台)、サントニーニョ教会、あとはマリンスポーツなんかが有名ですね。
※ちなみに自分が住んでいる場所は、セブ島の中心地であるIT Parkという場所なのですが、周りに海がありません。(海までタクシーで40分程)
「セブ島=リゾート」というイメージがあると思いますが、実は自分は渡航した1ヶ月後にロックダウンに巻き込まれたということもあり、まだ1回もビーチに行けておりません。笑
3、フィリピン人の性格・特徴
個人的に感じる性格や特徴は、端的にいうとこんな感じです↓↓
※本当はもっと色々あるのですが、ここはあえて3つにしておきます。
・めちゃくちゃ陽気!いつも楽しそう
・日本大好き!アニメとマンガは日本人以上に詳しい
・時間にルーズ!フィリピーノタイム
めちゃくちゃ陽気!いつも楽しそう
「フィリピン人ってどんな感じなの〜?」ってもし誰かに聞かれたら、真っ先にこれを答えます。本当に陽気で、明るくて、いつも楽しそうで笑ってます。金銭的に裕福ではないですし、生活も決して豊かじゃないのに(フィリピン人の平均月収は約4万円)、お金とかじゃなくて、いつも笑顔で、心から人生を楽しんでるって感じです。フィリピン人と話してると、自分の小さい悩みとかなんて吹っ飛ぶしてくれるくらいの不思議なパワーをもらえます。
またスーパーで買い物してて、ビートルズの「Obladi Oblada」が店内ミュージックで流れた時に、周りにいたフィリピン人8人くらいが一斉に「Ob la di, ob-la-da, life goes on, bra!!!」ってサビを歌い始めた時はびっくりしました。陽気だな〜って。笑(おかげでこの歌めっちゃ最近聞いてます)
日本大好き!アニメとマンガは日本人以上に詳しい
フィリピン人は日本が大好きです。
みんな日本に憧れを持っていて、口を揃えて「日本に行ってみたい!」って言います。
面白かったのが、「具体的に日本のどこに行ってみたいの?」って聞くと、もちろん東京や大阪!って人もいるのですが、「北海道」っていう人が何人かいました。
理由を聞くと、「寒いから」だそうです。
セブ島は年間平均気温が30度なので、フィリピン人には室外で「寒い」という感覚があまりわからないみたいです。あとフィリピンでは雪が降らないので、雪を見てみたい!って人もいますね。
また日本はアニメやマンガの国で有名ですが、自分も海外で生活してみて、これは本当に肌で感じました。
ドラゴンボール、ハンターXハンター、ワンピース、NARUTO、スラムダンク、この辺はほとんどのフィリピン人が見てるんじゃないかってくらいみんな知ってます。自分より圧倒的に詳しいです。ちなみにフィリピンではみんなマンガではなくアニメで見ており、日本語を耳で覚えてるので、「マジで?」とか「バカ!」というワードは、アニメの影響でみんな覚えてます。笑
時間にルーズ!フィリピーノタイム
日本は時間厳守尚且つ5分前行動を心がけてますよね。
ただフィリピンには、「フィリピーノタイム」というものがあります。
基本的に待ち合わせの時間通りに来ないのが当たり前です。
おおらかで細かいことをあまり気にしないフィリピン人の性格ゆえのルーズさでもありますね。
経験談としては、なかなか待ち合わせに来ないフィリピン人にずっと連絡してて、待ち合わせ時間から2時間後に「I'm sorry. I just went to buy a bag at mall.」(ごめんなさい、バッグを買いに行ってました。)と連絡が来た時は、これか・・と思いました。笑
4、日常のルーティン
※前提として、コロナ前の生活です。
こうしてみると、あんまりおもしろくない、普通の生活です。笑
5、英語学習
4ヶ月前と比べると、リスニングとスピーキングのスキルは上がっていると感じています。特にリスニング。
やはり環境を変えて、生活してるだけで自然と耳に英語が入ってくるので、ここは日本と海外の違いだなと感じています。(まだまだ全然ですが・・)
尚、自分が勤めているKREDO IT ABROAD INC.は語学学校を展開している会社のため、フィリピン人の英語講師を約150人程採用しています。
なので、会社の制度で授業も受けられますし、環境自体はありがたいことにとてもいいです。
またフィリピン人のほとんどが英語を話せるというのも環境としてはいいです。セブ島に語学学校が多い理由は、公用語が英語(厳密にはビサヤ語だが英語が話せる人が多い)という部分が大きいです。
今後よく使ってる英会話フレーズ等を別の機会でnoteに投稿したいと思ってます。
6、仕事
いまとてもやりがいは感じていて、成長実感も得られています。
現在はマーケターとして仕事に取り組んでいますが、日本でセールスを7年間やっていた自分にとって、マーケティングはある種未知な領域でしたが、本質的なマーケティング全般についていま学べています。
自分が所属しているKredoは、会社の規模も大きくなく、かつマーケティングに力を入れているIT企業ということで幅広く業務に携わらせてもらっている状況です。
具体的には、ワードプレスで記事入稿、LPの作成、簡易的なWEBディレクション、広告運用、新規サービスの立ち上げ等を行っています。
今まで業務の中で使ってこなかったGoogle analyticsや広告媒体、MAツール等も触っており、まさしく自分のやりたいことができております。
(そしてマーケティングを学べば学ぶほど、日本でセールスやってる時にこれを知っておきたかった・・ということが出てきます。)
※ロックダウンが施行されてからはずっとWFH(work from home)の状態です。
7、セブ島のコロナ対応
まずフィリピンの首都マニラでは、世界で最も早い3/12からのロックダウンが決まり、後を追うようにセブ島も3/28からロックダウンになりました。
※ちなみに英語では「コロナバィルス」みたいな発音になります。
フィリピン独自の取り組みや発令は、下記です。
・各家庭に1枚の外出許可書が配られ、許可書を持った1名のみ外出可能
・ジプニー、タクシー、バイクタクシー等、各交通機関の全面停止
・飲食店は、デリバリー・テイクアウトのみ営業可
・車のナンバープレート末番にて、走行可能日の管理
・酒類の販売停止(リカーバン)※4/28より販売再開
・ロックダウンの中でも規制ランクを設定(高:ECQ、MECQ、GCQ、MGCQ:低)
セブ島は6/1からECQ→GCQという規制に変わり、美容院が始まったり、一部のショッピングモールが営業再開したり、少し制限が緩和されましたが、ロックダウン開始から5月月初くらいまでは結構辛かったです。
外ランニングしてたら警察に怒られますし、美容室はやってないので髪が伸びちらかします。歯医者行きたいけどやってません。お酒も売ってません。
外出不可ではなかったですが、外出してもどこの店も営業してないし、外出の意味がないって感じでした。
8、食事
フィリピンで有名な食事といえば、ハロハロ、レチョン、パンシットカントン、シシグ、マンゴーとかですね。
ビールは1本80円くらいで飲めて安いです。
あとファーストフードといえばマックより人気なジョリビーが有名です。
現在は飲食店がコロナの影響でテイクアウトオンリーなので、土日にスーパーに買い出しに行き、今は基本的に平日土日問わず自炊が多いです。
カレーライス、ゴーヤーチャンプル、ミネストローネスープ、ナスとピーマンの味噌炒め、にんじんときゅうりのナムル、アボカドきゅうり等、料理に挑戦してます。この自粛期間で、料理が少し得意になりました。
コロナが明けたら、飲食店やレストランの開拓をしたいと思ってます。
9、サッカー/フットサル
コロナの影響で今はできないですが、日本人やフィリピン人、韓国人、ヨーロッパの人たちと一緒にやっています。(コロナ前は週1でやってました)
体育館でやる日とフットサルコートでやる日があります。
また、暑くて試合の途中で休んでると、イラン人(?)の人から「Mooove!」(もっと動け〜!)って言われます。笑
10、その他/写真
部屋の写真です。二段ベッドですが上には誰もいません。
コンドミニアムの23階に住んでいて景色もいいです!
プール付きコンドなので、たまにプールでランチしたりこの周りをランニングしてます。
映画は、チケット+ポップコーン+コーラ頼んで600円くらい。破格です。
IT.parkの映画館は、全席リクライニングシートで驚きました。
セブ島のクラブ(一番有名なオクタゴン)で、会社のメンバーのBirthday Partyをしたりもしました。
LINE時代にお世話になった代理店の株式会社デイリー・インフォメーションの一部のメンバーの方が、褒賞旅行でセブ島に来られていたので、ご一緒させていただきました!奇跡的な再会。
たまたまLINEを一緒のタイミングで退職した2人(→スマートニュース:北出さん →Slack:りこちゃん)とセブ島でご飯行きました。これも奇跡。
※北出さんとは毎週飲んでました
以上、長くなりましたが、日常の記録投稿でした。
またテーマ変えて投稿したいと思ってます。質問とかコメントあったらもらえると嬉しいです!
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