『ガリバー旅行記』スウィフト 読書リストvol.2
青空文庫で無料で読めたので、ざっと一読。
童話として有名な作品だが、原作は18世紀に書かれた社会風刺本。
作品は4つのパートで構成されている。
・小人の国、大人の国、ラピュタの国、(日本)、馬の国
主人公ガリバーがそれぞれの国に漂流して、生活するというお話。一般的に有名なのは一つ目の小人の国。ただ、作品としてはこの小人の国は、物語のフックでしかなく、国ごとの違いが相対化されていくところが作品の醍醐味。
小人の国で、巨人として比較的自由に生活したガリバーだが、次の大人の国