【書評】カラマーゾフの兄弟/ドストエフスキー
定期的に良書を読み、その学びを共有するシリーズ。今回は、有名なドストエフスキーのカラマーゾフの兄弟。
本の背景この作品は19世紀末、ロシア帝国末期にロシアの文豪ドストエフスキーによって執筆された本。『罪と罰』に並ぶ最高傑作とされ、『白痴』、『悪霊』、『未成年』と合わせて五大作品として有名。長編小説で今回読んだ、光文社古典新訳文庫で、5巻にもおよぶ作品。取り扱われているテーマは、キリスト教信仰へのアンチテーゼ、経済格差、恋愛、貧困、正義など幅広く、読み手によって感じるメッセー