全部教えます。元カメラマンでアイドルオタクのスマホ簡単現像
自己紹介はタイトルの通りです。長々と語ってもしょうがないので現像の仕方をスクリーンショットを使い紹介します
今回は上記の写真を使っていきます。
モデル:いぎなり東北産 伊達花彩
データ:RAW
現像アプリ:スマホ版Lightroom
他に気になることがありましたらTwitter(X)や現地にてご質問ください。
まずは写真全体を調整していきます。
正直ここは大体で大丈夫です。後から部分ごとに調整するのであまり考えすぎずスライドさせましょう。
RAWデータは少し暗めなので「露光量」や「シャドウ」「ハイライト」を上げて明るくしてください。
明るくなり過ぎて違和感を感じたら「黒レベル」を下げたら何となくよくなります。
「色温度」は肌の色が白くなり過ぎない程度に青寄りにしてください
最後に「自然な彩度」を少し上げてください
次はマスクを使用します。
上の写真のように赤くハイライトされた部分の色を調整する機能です。
手動で部分を指定することもできますが、現在このアプリだとAIが人物を認識して範囲を選択してくれるので、今回はAIが指定した範囲で調整していきます。
肌や髪の毛、衣装の色見など気にしながら調整していきます。
「露光量」を少しだけ上げました。この項目一つ調整するだけで写真が大きく変化するので調整してみてください。
上記の続きです。
次は肌を滑らかにすることを意識し調整していきます。
「テクスチャ」を-20下げました。肌が少し滑らかになったと思います。これ以上下げると違和感が出るので下げ過ぎないように注意しましょう。
「明瞭度」を-35下げました。この項目を調整するのは賛否がありますが、下げてあげると被写体全体が柔らかい印象になるので下げました。
「ノイズ軽減」も少し上げることで肌感を綺麗に馴らすことができます。
肌感に関しては上記の3項目を使用することで楽に理想に近づけると思います。どれか1項目で何とかしようとすると違和感のある写真になってしまうことがるので避けることをお勧めします。
次は背景の色を調整していきます。
背景はアプリのAIだと上手く範囲が指定できないので手動で選択しました。頭にかかってしまってますが、小さいことは気にせず調整していきましょう。
背景は会場にもよりますが屋外は暗くなりがちなので今回は明るくする為に「露光量」や「ハイライト」「シャドウ」を上げてます。
「色温度」を青色にかなり寄せてます。元の色が黄色寄りで被写体とやや同化するので目立たせるために青寄りにしてます。
上記の続きです。
明瞭度を下げてます。これも賛否がありますが、最近は好まれがちなのである程度は下げ得だと思ってます。
背景は以上になります。
個人的に背景は写真の1/3を占める項目だと思っているので、余裕があったら調整してみてください。
最後はトリミングです。
写真が良くなるのであれば多用した方が良い項目です。今回は全体的に見て左側が余白になる部分になった為、削りました。
縦横比はオリジナルの2×3
これで高画質設定にし保存すれば完成です。
今回のnoteを作成した経緯(読まなくてもいい語りパート)
ライブ終わりの特典会中に以前使っていて思入れのあるカメラを使用してい居る方が居たので声をかけ雑談していたのがきっかけでした。
現像の話になり私の適当な現像でも少し参考になったようで驚きましたが、それがきっかけで自分がカメラを始めたころを思い出しました。
当時は複数人でPCを持ち寄り、それぞれの現像の仕方を見てお互い参考にしあってたのを思い出しました。
最近はカメラを持ったアイドルオタクが増えましたが、こういった場面が比例して増えることは無く、自己流で努力していることを想像したら少しでも参考になればと思い作成いたしました。
ただ自分の現像は本当に適当でマトモにやっている方からしたら叩かれてもいいような内容になってます。
この程度の内容は現地で雑談程度に話すものだとはわかってはいますが、
個々に散らばったオタクに説明するよりかはnoteで形にする事でより多くの人に伝わればいいと思ってます。
ライブ終わりの野外、炎天下で良い写真だけスマホに取り込み、オタクと感想を話しながら特典会列で行う現像はこのくらい適当でも十分だと思います。
最後に使用機材とアプリのリンクです
2014年発売の一眼レフと2001年発売のレンズを使用しております。
カメラからiPhoneへRAWデータを転送するケーブル
機材の話note
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