高校時代
みなさん、こんにちは。SHOYAと申します。
私がどのような人生を歩んできたのか、過去を振り返ってみようと思います。
今回は高校時代です。
「手足が不自由でも、みんなと同じように勉強がしたい」
中学三年生の進路相談の時、私はその思いで地元の高校への入学を決めました。
しかし、入学前オリエンテーションの日、帰りの玄関で早速いじめに遭いました。私を見た彼らが、「お前、成績Gクラスでしょ?バイバイ、G君」
何を言われたのか、一瞬分かりませんでした。後になって、『障がい者=成績が悪い』という目で見られ、馬鹿にされたのだと気づき、時間が経つほどに怒りが込みあがってきました。障がい者は周りからいじめられるのが普通なのか。地元の高校を選んだのは間違いだったのか。何も悪くないのに、自分を責めてしまっていました。ある程度覚悟はしていましたが、こんなに早くいじめを受けるとは思いませんでした。
一年生のクラスは四階にあり、階段を上り下りしなければならない日々が続きました。かなり厳しかったのを覚えています。入学後の宿泊学習は足の不調からドクターストップがかかり参加を断念しました。体がどうしても追いつかず、一年生の後半は保健室で休ませてもらうことがほとんどでした。
結局、一年間でその高校を辞めることになりました。最後の登校日になんと、クラスメイト全員から手紙をもらったのです。クラスの一員として、みんなが認めてくれていました。とても嬉しかったです。
その後、転入先の養護学校で2年の高校生活を終え、無事卒業しました。
入院していたころの先輩や後輩に久しぶりに再会したり、部活動も経験できたりと、決して良いことばかりではなかったですが、それなりに充実した期間でした。
同学年の中で卒業後の進路先が最初に決まったのは私でした。
今思うと、普段の学習の他にもやっておくべきことはたくさんあったかなと後悔しています。
今回は以上になります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。