【6/26(土)開催予定】【3D × ノーコード】 Robloxが生み出す「次世代NoCode人材」とクリエイターエコノミー@イベントを行う理由
皆さんは、アメリカの16歳以下(α世代)の半数以上がユーザとなっている、今YouTubeよりもプレイ時間が多く流行っている「Roblox(ロブロックス)」をご存知でしょうか?
こんな感じの、レゴブロックみたいな世界観の3Dプラットフォームです。
今日は、これを取り上げる理由について記載します。
前半は、そもそもこれが何なのかを。
そして後半に、理由について記載します。
Roblox(ロブロックス)とは?
これの一体何がすごいのか?
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・単なるゲームじゃない。ゲームを作れるプラットフォーム。さらに3D。
・つまり3Dのゲームクリエイタープラットフォーム。
・世界800万人以上が2,000万を超えるゲームを作っている。
・しかも、ユーザのほとんどが16歳以下の小・中学生。
・アメリカの16歳以下の半数以上がユーザで、月間アクティブユーザ2億人。
(欧州・アジアでも流行。子供のほとんどがやっている)
・作ったゲームやアイテムが収益になるクリエイターエコノミー。
・10代の億万長者が続出し、将来の人気の職業は「Robloxクリエイター」
・2004年に創業、2021年3月にNY証券取引所に上場し、時価総額4兆円。
・ノーコードでもある程度は作れてしまい、プログラミング教育で重宝。
・ソーシャル要素が強く、次のソーシャルメディア(3D)と言われる
・音楽ライブやコマースなど、子供から大人向けまで増えつつある
etc
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次世代のムーブメントを作りそうな要素がいくつもあるのですが、これを日本の大人たちがあまり注目していない点が気になっています。
※注目した方が良い理由は、この後記載します。
そのため、まずは6/26(土)に、「【3D × ノーコード】Robloxが生み出す「次世代NoCode人材」とクリエイターエコノミー」というイベントを開催します。
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ーーノーコードの未来。3Dインターネット幕開けーー
ーーそして、クリエイターエコノミーの本格化ーー
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NoCode(ノーコード)やLowCode(ローコード)の事業や協会を行う私たちのチームにも、とても親和性があります。
これからのインターネットは「3D」
2010年代は、スマホが普及して、モバイルインターネットが進みました。
では、2020年代は何が始まるのか?
3Dのインターネットが始まっていくだろうと思っています。
(イメージ)
少しずつVRやARが叫ばれるようになってきていますが、多くの人にとって、「まだなんかニッチでオタクだよね」、という感覚だと思います。
でも、果たしてそうでしょうか?
実際に、世界では、Roblox(ロブロックス)のような3Dのプラットフォームが、次世代の子供たちを中心に普及してきています。
もちろん、まだPCやスマホを介して、これらが始まっているに過ぎません。
ですが、この勢いだと、おそらく2020年代には、XRのインタフェースやレンダリング、3Dクリエイター人材など、技術や環境が整っていき、次第にインターネットの主流が3Dに変わっていくと想定されます。
もはや、セカンドライフの頃とは状況が異なっており、今から10〜20年で、IoTや次世代通信などと共に普及するでしょう。
今の子供世代には慣れさせた方がいい
ここからが本題となります。
なぜこれを取り上げるのか、その理由についてです。
上述のように、世界の子供たちがRoblox(ロブロックス)などをプレイしています。そしてアメリカやヨーロッパなどでは、ただプレイするだけでなく、クリエイターとして、活躍する子供たちが増えています。
この点がとても重要だと思っています。
「ただプレイするだけでなく、クリエイターになっている」
私がRoblox(ロブロックス)に注目した理由は、クリエイター中心の設計であり、クリエイターエコノミーを強化している点です。
後日、他の機会でも触れますが、これは、他の3D関連のプラットフォームやサービスと異なる点でした。
また、Unityなどの3D開発環境と比較した時にも、独自のポジショニングがありました。
具体的には、
Unityが「コーディング寄り」で「玄人寄り」だとするならば、
Robloxは「ノーコード寄り」で「初心者/子供寄り」です。
正直に言って、UnityやUnreal Engineは、現状において圧倒的な3D開発環境です。
これとポジショニングが被っては、淘汰されるだけです。
それらとは、また異なるポジショニングがあるからこそ、子供向けのプログラミング教育や、創作とプレイの近さを活かすことができます。
また、「高いノーコード性」「オープンソース的なコミュニティシェアリング」によって、人々をメタバース環境に慣れさせる良い題材になると思われます。
これを、2004年の創業から目指しており、そこにマーケットが乗っかってきたという流れ。マーケットフィットありきではなく、哲学が先行している点が、私が非常に好ましいと思った点です。
日本の子供たちに、これで遊ばせるだけではもったいない。
「ただプレイするだけでなく、クリエイターになる」
それを、早く大人が認識して環境を整えていく必要性を感じています。
初期のコミュニティ構築 / ビジョン・ビルディング
上述の内容や、以下に該当するような、イノベーティブ志向の方と、ぜひ共に歩みたいと考えています。
・メタバース / 3D / 仮想空間に関心がある
・ゲーム制作 / クリエイターエコノミーに関心がある
・NoCode(ノーコード)に関心がある
・プログラミング教育に関心がある
・Z世代・α世代の学生である
・何かを創ってみることに関心がある
・将来に向けてポテンシャル市場を探している
etc
「クリエイティブな社会を創りたい」という思いでNoCode(ノーコード)やLowCode(ローコード)の事業や活動を行なっておりますが、その先の遠くない未来に向けて、「3D × NoCode(ノーコード)」のマーケットクリエイトに向けて動き出したいと考えています。
次の世代に向けて、中長期的な仲間を求めています。
まずはこちら↓、よろしくお願いいたします。
「【3D × ノーコード】Robloxが生み出す「次世代NoCode人材」とクリエイターエコノミー」(6/26開催)
サンカク募集(BizDevワークショップ)
そして今、リクルートさんのサンカクでBizDev募集しています。
テーマとしてRoblox関連も扱いますので、ご興味のある方はよろしくお願いいたします。
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Sho T(高橋 翔)
NTT東日本にて11年間新規事業等に従事し、その間プロボノとしてベンチャー企業の設立経営に関与、世界初SNSブロックチェーンSTEEMのエバンジェリスト等を行い、アドバイザリーや講演を行う。2020年に一般社団法人NoCoders Japan協会を設立、代表理事に就任。現在、ITとメディアの事業を行う株式会社プレスマンのCINO(Chief Innovation Officer)も兼任し、新規事業開発からオープンイノベーションまで幅広く行う。プライベートでは、様々なジャンルを融合・化学反応させるクロスコミュニティなどを行うオープンイノベーター。
【リンク】
HP:https://www.sho-takahashi.com/
Twitter:https://twitter.com/showying_art
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