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Notion代替にUpNoteを考えています。

 こんにちは、如月翔也(@showya_kiss)です。
 僕はかなり初期からNotionユーザーで、かなり早い段階で年額課金を開始したので、現段階でも年間48ドル、来年からも48ドルプラス消費税で使い続けられるので今一回解約して契約し直すと年額96ドルになるので解約する方向性は全く考えていなくて、とにかくなんでもデータベースにしてしまえる利便性と、なんでもメモを取ってブロックごとあちこちに移動し、特にチェックリストにチェックを入れた後「完了」に放り込んでおく事で、「あれ?アレやったっけ?」を後で検索してチェック入りで完了に放り込まれているのを見て安心できるのでもう手放せないんですが、別に無制限のストレージ、変幻自在のデータベースが必要ない人ならNotionでなくてもいいよね、と思うのです。

UpNoteという選択肢

 もともとNotionというとEvernoteの代替の選択肢だったと記憶しているんですが、Notionはもう「代替」を超えてオリジナルのなにかに変化しているので、Evernoteから移行したい人にはNotionよりももしかしたらUpNoteの方が便利かもしれないです。
 UpNoteは未課金ではほぼ使えないアプリなんですが課金額が安く、月100円、または買い切り4000円で課金できて、課金した場合ノート数無制限、添付ファイル数無制限・ただし20MB制限、画像もアップロードし放題(ただし圧縮される恐れがあります)というものなんですが、このUpNote、データベース機能はないんですが、タグ機能と、あと「ノートブック」機能があり、1つのページを複数の「ノートブック」に所属させられるのです。例えば、「札幌の写真」を「札幌」「写真」「旅行」のノートブックに所属させられるんですよね。
 なので、何でも適当に放り込んでデータベースの切り口でソートして使っていく使い方には叶わないんですが、逆に各種ファイルを丁寧にフォルダ分けして保存するタイプの人、タグを付けて一気に検索できればそれで問題ない人はUpNoteで問題なく使えると思うのです。

今実験中なんですが

 それがUpNoteでできるんじゃないかと思って今色々実験中なんですが、例えばNotionのデータベースをマークダウンで書き出した場合、「プロパティ」の値が「プロパティ: 値」(プロパティコロン半角スペース値)になるんですが、この「プロパティ: 」を「#」に書き換えると、インポートする時にプロパティの値をタグとして認識させられるのです。
 あとバックリンクをうまく使えないかと思って「プロパティ: 」を「[[[」に変更してみたんですが、これはうまくいきませんでした。バックリンクを動作させるには書き換えた後該当のページを開いて「[[[」に続く文字を足し引きして(値の後につく半角スペースを消すだけでいいですよ)バックリンク作成のポップアップを出してクリックしないと駄目です。あと行末のバックリンクはタブを押してBSするとポップアップがでるのでそれでバックリンクするといいんじゃないかと思います。
 バックリンクしたページについてはバックリンク元のページを開くとインフォメーション領域に「バックリンク」としてバックリンクしているページが一覧表示されるので、バックリンクされたページを「目次」として扱う事ができそうです。
 この方法だとバックリンクが複数できるので、例えばCGについては「ジャンル」と「作者」でバックリンクを2つ作成して2重の索引を作ればかなり便利ですし、かなり使い勝手がいいんじゃないかと思います。

 まあ、問題は、僕のデータベースは600件くらいあるので、これを全部手作業で移行するのはかなり時間がかかる部分ですね。
 基本的にはNotion運用でいいんですが、UpNoteで管理できるものはUpNote「でも」管理しておくと万が一の事故の場合に備えられるので良いと思います。

Obsidianも考えていたんですが

 ファイル管理というか、特にテキストを中心としたデータ管理についてはObsidianの評判が非常に良く、Obsidianの導入も何回か検討して何回か試したんですが、どうしてもiOSの動作が制御できないので諦めました。有料のObsidian Syncを使えば問題解決らしいんですが、月額900円を超えるのでじゃあNotionでいいじゃん、というのが1つ、あとローカルに保管したいのであればJoplinでいいじゃん(むしろデータを暗号化できる分安全度が高い)、というのがあり、そしてUpNoteも生涯課金してしまったのでObsidianはもういいかな、という結論になりました。

メインのブログは

 メインのブログはGitHubを使ってリポジトリを作り、GitHub DeskTopを使ってWindows/Mac/Linuxに同期を取りながら、VS Codeを使ってファイル管理とWordPress/はてなブログへの投稿を行っていて、ブログそのものはVS Codeから起動するTyporaという素晴らしいマークダウンエディタで行っていて、これはもう完成の位置に達した環境なのでいいんですが、ブログ以外についてはまだ検討の余地がある、もっと便利にできる部分があるはず、という気持ちがあるので、もうちょっと追い詰めていきたいです。

いまさらなんですが

 ここまで書いて今更なんですが、この記事、Windows/Mac/LinuxのOSに対応のネタです。VS Codeはブラウザで使えるので、なんならiOS/Androidにも対応します。TyporaだけiOSとAndroidに゙対応していないんですが(Windows/Mac/Linuxだけ)、こういう環境構築って、「こういう事はなんのツールでできるだろう」「代替手段はあるだろうか」と考えていくと、結構色々なツール(特にNotion)の習熟度が上がっていくので面白いですよ。

 というわけでオチなしで終わります。ここまでお付き合いいただきありがとうございました。

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