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買い切りストレージ pCloud

 どうもこんにちは、如月翔也(@showya_kiss)です。
 今回はガジェットではないんですが、Webサービスかつアプリである「pCloud」というサービスについてお話をさせて下さい。
 結論から言うと、買い切りでサービスが継続している限り永遠に使えるクラウドストレージで、同期・クラウドドライブ・バックアップが可能なサービスです。

pCloudとは

 pCloudとは、スイスを拠点にサービスを提供しているクラウドストレージのサービスです。

 普通のサービスとして月額いくらでのサービス提供も行っているんですが、それ自体は2TBで月額1200円くらいなので他サービスに比べて安くも高くもない感じなんですが、このサービス、とんでもないサービスがありまして、なんと「買い切り」でサービスが継続する限り永久に使えるストレージ課金プランがあるのです。
 しかも、この買い切りプラン、2TBを400ドル程度で買い切れるのですが、2TBを買い足し続けて4TB・6TB・8TBと増やす事もできるのです。
 今2TBで400ドルなので結構レートが高めなのですが、時々セールをしていて、300ドル前後になる場合があります。この場合、1ドル150円と計算して45000円、2TBのストレージにしては高い気もするんですが、クラウドストレージなので物理的にデータが消える恐れがない(ハードディスクと違い壊れない)のと、履歴機能があって消えたファイルを復旧できる、データ自体複数分散化して保存しているので障害で消える可能性がごくわずかしかない、という事を考えると、選択肢として普通にありだと思うんですよね。
 一応500GBの買い切りも200ドルであるんですが、2TBが400ドルに対して500GBが200ドルなのは馬鹿らしいので最初から2TBを選ぶと良いと思います。
 僕は3年くらい前に日本円で36000円くらいで買いきったんですが、2TB月額1200円だと考えるともう元が取れている計算で、これから使う分にはボーナスステージなわけです。

 まあストレージの本体はEU・アメリカにあるので途中の通信経路の問題があって、クラウドストレージとしての速度はそんなに早くないんですが、同期は夜中ゆっくりやればいいですし、同期フォルダの他にクラウドドライブとして接続もできるので、クラウドドライブにデータを入れておけばどこからでもアクセスできるので非常に良いと思います。
 しかも、pCloudはWindows/Mac/Linux/iOS/Androidの全てのOSで使えるので使うデバイスに依存しないですし(一応書いておきますがChrome OSもLinuxアプリが動くのでChrome OSでも動きますよ)、かなり面白いサービスだと思います。

 日本ではあまり有名なサービスではないんですが、海外のアプリだとpCloudに対応しているアプリがかなり数多くあるので認知度の高いサービスだと思っていまして、今日本語も対応していてちゃんとドキュメントが読めるので、「何年もクラウドに払うの馬鹿らしいなー」と思っている人や、僕みたいに家庭内NASを作ってRAIDを組んだのにRAIDコントローラーが死んで保存用ハードディスクから何一つデータを取り出せなくなった経験がある人はぜひ検討してみて下さい。
 僕はHDDを複製して同時に死なない限り回復できるRAIDを組んだのに、HDDじゃなくてRAIDコントローラーが死んでHDD2つとも復旧できずにデータが蒸発した経験があるので、家の中に物理的にデータを置くのはもう懲り懲りなのでこれからもpCloudを使いますし、今まだ1TBしか使っていませんが足りなくなったら追加で買います。

 という訳で、今日はpCloudというサービスのご紹介でした。

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