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【マーチャオ新橋】 三麻 体験記!
学生雀荘メンバーが非日常を味わう話です。
0、事の発端
夏休みは毎日のようにマーチャオ蒲田店でアルバイトをしていたのですが、扶養の制限もあって最近はお休みを頂いてました。ただ年末年始の繁忙期や上司が二日酔いでダウンした時など、止むを得ない場合は私もヘルプとして駆り出されます。そういう訳で、この間も久しぶりに出勤しました。
当日同番していた上司(Kさん)が今年いっぱいでマーチャオを退職することになったので、仕事終わりに焼肉に連れて行ってもらいました。Kさんは、"見せ牌ではアガらない"と豪語していた常連さんに対して「弱いくせにイキってんじゃねぇよ笑」と言えるほどお客さんから愛されていた方で、僕に接客業をする上での心構えや接客の面白さを教えてくれた恩人です。ちなみにマーチャオ蒲田は場末雀荘のノリにも対応出来ますが、基本はリア麻が不慣れな人でも楽しめるアットホームな雀荘なのでご安心ください。
![](https://assets.st-note.com/img/1703265688464-NtqVo2hznw.jpg)
その日も人生相談をしていると、Kさんからこんなことを言われました。
「22の頃の100万と32の頃の100万は全く違う。若い頃なら少しお金を払えば簡単に出来ていたことも、歳を取ってしまえば大金を持っていようと叶わなくなってしまう。人間死んだ時には経験しか残らないから今は貯金することは考えず、やりたいことにお金を使った方が良い。ただしバーで隣に座った気になる女性を口説けるように、必ず5万だけは持っておくように。」
魂天になって、その後も順調にLv.2に上がり少しやりたいことも無くなった僕にはKさんの遺言が深く刺さりました。そこで、この言葉を胸に様々な非日常を味わい、その体験をnoteに残してみようと思いました。
1、ゲーム前
まずはマーチャオ新橋にてサンマを打つことにしました。新橋を選んだ理由は四麻と三麻の複合店であり、スタッフや客層がとても良い綺麗なお店だと聞いていたからです。
マーチャオルールは、雀魂や天鳳のサンマよりインフレ気味であり、とにかく高打点が飛び交います。主な特徴は以下の通りです。
・5が全ドラで、華牌含む(赤3、青1)
・北は共通役牌
・ツモ損なし
・符計算ありの切り上げ
・1本場 1000点
・順位点は+20 、0 、-20
・-10 のトビ賞がある
・青5、青華、一発、裏を含む和了に対し+4 相当のボーナス
個人的には、配牌が12枚で上がるので親の第1打の前に山から順番に取ることや、ツモ損無しルールの点数申告と点棒授受の面が少し不安でした。
店に入って待っていると、副店長の方から「あれ!蒲田の〇〇君?」と言われて即効で身バレしました。実は新橋は2回目だったのですが、半年前のことを覚えてくださっていたようです。余談ですがマーチャオの社員さんは記憶力が高い人が多く、例のKさんも2〜3回来店したお客さんなら初同卓時の卓と席、その時の話の流れまで全員分覚えていたらしいです。
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簡単なルール説明を受けた後に、早速サラリーマン風のお客さん2人と打つことになりました。
2、ゲーム中
東発に親の人がアガりました。「リーヅモドラドラ、満貫です。」いつも通り5000点棒を渡したのですが、少し不思議そうな顔をされました。よく見ると隣の人は6000点出していて、その時にツモ損無しだと親の満貫ツモが6000オールになることを思い出しました。完全に不自然でしたが、「勿論わかってますよ、まぁまぁ今出すので落ち着いてください」という顔をしながら青棒も出しました。その時は必死に平静を装ったつもりでしたが、次局の第一打にうっかりドラを切ってしまうまでがお約束です。
その後も苦しい展開が続いて、なんと2連続で箱下ラスを引きました、、、社員さんが少し憐れみを持って見守る中、お客さん二人もその空気を察したのか、配牌を取り遅れた時もより一層優しく諭してくれるようになりました。そして次の半荘で90000点越えの大トップを取ると、もしラスを入れていた二人は静かに席を立ちました。
その後も恐らく数半荘打った気はするのですが、上家のお客さんがあまりに強すぎたこと以外は殆ど記憶がありません。
僕「(まだ1段目だし、ダブドラだけど流石に大丈夫でしょう、5pスッ)」
上「ロン。メンチン5、三倍満2枚。」
僕「はい。(サンマだとあるあるかな。)」
僕「(カン5sから入った!3枚切れ南を切って)リーチ!」
上「ロン。役満(国士無双)の10枚です。」
僕「あい、、(雀魂でもよく出るよね。)」
僕「(258pで)リーチ!」
上「ツモ(カン2p)。リーヅモドラ、、、15。数え役満の7枚です。」
僕「ゔぁ (絶句)」
結局2-0-6(4トビ)で大敗しました、、初めは中々上手くいかないものです。ツモ損無しの点数計算など、作法の部分もまだまだ練習が必要そうですが、お店の雰囲気は噂通りとても良くて、静かに打つ方が好きである僕にとっては非常に心地良かったので、また行きたいと思います。
3、ゲーム後
悲しみを抱えて歩いていると、気づいた時には油組の前に立っていました。池袋でセットをした後は決まって行っていたお店で、ここの油そばはどんな敗北をも忘れさせてくれます。ここでは3つのサイズが選べますが3つとも値段が同じなので、20代男性にはW盛以外の選択肢はありません。因みに同年代の男子大学生はヒヨって大盛にしていましたが、ピンフドラ1のマメダマよりも許されない所業をした彼には後悔の波が押し寄せました。油組有識者でもある僕の師匠によると、「ノリ抜き、卵別皿、柚子胡椒付き」がおすすめらしいです。この日は20000円の高級油そばを頂くことになりましたが、相変わらず美味しかったのであまり深いことは考えないようにします。
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以上、最後まで読んで頂きありがとうございました。感想やおすすめの雀荘などあれば教えて頂けると嬉しいです!次回もお楽しみに〜