STMが挑むネットワーク最前線 5日目
みなさん、こんにちは
Interop Tokyo 2024 ShowNet構築5日目です
事前構築期間は残すところ3日余りとなります。
HotStage終盤戦構築はうまくいっているのでしょうか?
今日もSTMの現場の様子をNOC齋藤よりお伝えします。
6/4の主な作業
出展社収容機器へのサンプル設定情報作成
展示会出展社を収容する機器へは、出展社からの申し込み内容によって、提供するサービスが異なります。数百ある出展社へ適切にかつ効率的に設定を投入する必要があります。例年この設定はNOCメンバーのみで実施していましたが、今年はSTMにもサンプルの設定を作ってもらいました。
STMビデオリハーサル
ShowNetのアクティビティは各種SNSで発信されています。STMの活動もYoutube等で配信しますが、撮影に向けた準備もSTMの大切な仕事です。
Life本番環境移行準備
ShowNetは現場でゼロから構築するネットワークです。そのため我々がオペレーション・生活するネットワークもバックボーンが完成するまではテンポラリに提供されます(tmp-lifeと呼んでいます)。バックボーンがある程度完成した時点で、tmp-lifeから本番lifeへ引っ越しし、オペレーションを行なっていきます。そのたの準備を実施しました。
Lifeスイッチへの追加VLAN設定(Wi-Fiアクセスポイント収容ポート引っ越し用)
Lifeスイッチラベル張り替え
Wi-Fi本番アクセスポイント接続用UTPケーブルの引き回し
テスターの配線
ShowNetでは構築したネットワークの正常性や性能などさまざまな面からチェックします。多種多様なテスターをコントリビューションいただいています。大規模なShowNetをチェックするためには、テスターへの配線も大量に存在します。
今日の学びとSTMからの所感
ドロップチェック予習と設定見直し
明日以降のドロップチェック(ドロップチェックは過去の記事を参照ください)に備え、事前準備(通称素振り)を行いました。時間を有効に使って、設定の見直しやドロップチェックの予習を行い、知識を深めました。
ミスからの学び
800Gファイバの引き直し作業で接続位置を誤認し、時間がかかってしまった。ラベリングの重要性を再認識しました。
初めてのスイッチ設定
製品マニュアルを参照しながら進めたスイッチの設定は時間がかかりましたが、貴重な経験となりました。
物理作業の大切さ
ケーブル配線やタグ付けなど、地道な作業の重要性を実感。800G光トランシーバに触れる機会もあり、技術的な知識を広げることができました。接続位置の誤認やラベリングミスから学んだ点が多かった。ファイバ引き直し作業で細心の注意が必要と再認識。
チームの協力
物理作業が多い中、チームの連携がスムーズな進行を支えました。特に、LifeSWの監視設定ではチーム全員で協力し成功に導けました。
タスク実行からの学び
大規模ネットワークの配線作業の難しさと労力を実感。
物理的な作業が多かったが、各タスクでの学びが大きかった。
トラブルシュートでは、多様な可能性を考慮する重要性を学んだ。
ShowNetの見た目の美しさも意識して配線作業を進めたい。
STMは日々成長しています。 今日の経験を踏まえ、明日からもShowNet構築に向けた努力を続けます。チームの協力と連携が、スムーズな進行と成功の鍵です。次の挑戦に向けて、全力で頑張ります!