STM奮闘記 事前構築期間終了まで残すところ2日 ShowNet構築6日目の挑戦と学び
みなさん、こんにちは!
NOCの齋藤です。
Interop Tokyo 2024 ShowNet事前構築(HotStage)6日目が終了しました。本日もSTM(ShowNet Team Member)がどんな作業を行い、何を学んだのかをご紹介します。
6/5の主な作業内容
ケーブルコスメ
ShowNetは最新技術の検証や出展社及び来場者へインターネットコネクティビティを提供するだけでなく、来場者の方に物理的な機器を見ていただくことも重要になります。そのために機器の接続に使用している各種ケーブルを整線する必要があります。この作業をケーブルコスメと呼んでいます
STMの声:ケーブル整頓作業を実施。ネットワークの見た目とパフォーマンスの両方を意識しました。
Drop Check
出展社へのサービスを正しく行えるかどうかのチェックをDrop Checkと呼んでいます。今後毎日行うDrop Checkを効率的に行うための事前チェックを行います。
STMの声:本番前のテストとして、サンプルドロップチェックを行い、設定やツールの動作確認をしました。
ShowNet監視に必要な情報収集のための設定見直し
ShowNetを監視するためにShowNet構成機器から各種情報を収集する必要があります。SNMPやxFLOW、Syslogなどを活用しますが、その設定が全ての機器に投入されているかどうかの確認や設定漏れやミスがあった場合には、その場で設定を見直していきます。
STMの声:バックボーンルーターの設定や監視を再確認し、最適化を図りました。
本番STMルームの設置
事前構築期間のHotStageは6/7で終了となります。6/8からは幕張メッセ内のShowNetブースにSTMルームも設置され、そこから各種オペレーションを実行します。STMルームは今後1週間、作業や運用などを行う生活するスペースとなり、自分達で環境を整えていきます。
フェイルオーバーテストの予習
フェイルオバーテストではShowNetが設計通りに構築され、想定通りに動作するかのチェックと問題の洗い出しを行います。STMにもフェイルオーバーテストに参加してもらい、問題が出た場合は、トラブルシューティングをしてもらいます。NOCチームメンバーより早く原因を特定できた場合は、来年NOCチームメンバーとして参加してもらいたい気持ちになります。
STMの声:今後予定されているフェイルオーバーテストに向けて、機器のConfigやRoutingテーブルの見直しを行いました
STMメンバーの声
ケーブルコスメの重要性
ケーブル整線作業では慎重さが求められ、細心の注意を払いながら進めました。この経験を通じて、配線の美しさと機能性のバランスが重要であることを再認識しました。
DropCheckチェックの学び
サンプルチェックを通じて、失敗した際の対応方法を学びました。明日からの本格的なチェックに向けて、さらに理解を深めていきたいです。
バックボーンルーターの見直しの成果
設定を見直す中で、細かな部分まで確認し、全体的なShowNetの理解が深まりました。
STMルームの整備
作業環境の整備を通じて、効率的な業務遂行のための準備ができました。明日からも快適に作業を進められそうです。
フェイルオーバーテストの予習
予習を通じて、ConfigやRoutingテーブルについてチーム内で共有し合い、ShowNetの理解を深めました。疑問点を共有することで、全員の知識が向上しました。
ShowNetが完成に近づき、いよいよ想定通りに動作しているかを確認するフェーズに入ってきました。STMメンバーはそれぞれの作業を通じて多くのことを学び、次の日への準備を整えつつ、チームの協力と連携がスムーズな進行の鍵のようです。
明日も引き続き、ShowNet構築に向けて努力を続けますので、ご期待ください!