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鳥栖VS川崎戦を見ての感想

Xのフォロワーの皆さんもそうでない方も
こんにちは、こんばんは、おはようございます
しょーと申します

今回は

             「鳥栖VS川崎戦を見ての感想」

と題しまして文字通りサガン鳥栖(以降鳥栖)と川崎フロンターレ(以降川崎)の試合を見て僕が率直に思ったことを話していけたらなと思います

最初に断りをいれておきますが、
僕自身、戦術に精通している訳でもなくサッカーもそんなに詳しくないので、本当に素人ってこんな目線でサッカー見てるんだぐらいの感覚で読んでいただければ幸いです
それでは早速、本題に入っていこうと思います

まず、試合前の情報として鳥栖は川崎に相性がいいとは決して言えない相手です
僕の印象としてはいい試合をするけど勝てない、そんな相手です

実際、川井体制になってから川崎に勝てたことはなく
通算成績でも鳥栖から見て9勝9分28敗と大きく負け越しています
また今季は順位こそ、ここ数年の川崎を見ていると物足りなく思える部分もありますが
5月に入ってからは2勝1分の負け無し
前節は札幌相手に3-0と快勝しており、勢いを持って乗り込んでくるだろうし
今回の試合も厳しいものになるだろうな…というのが僕の率直な思いでした

鳥栖のスタメンは前節から2人変更
上夷と丸橋が外れ累積により有給休暇を取得していた原田と前節久し振りにベンチスタートになった長沼が入りました
スタートからSBが長沼か…と少し残念でしたが
後々話しますが交代した時に試合を通しての狙いが分かり、サッカーはやはり奥が深いなと痛感させられました

川崎のスタメンは札幌戦でハットトリックを決めたゴミスがメンバー外になっていましたが
遠野や家長、山田、ベンチにもエリソンや脇坂が控えるなど改めて層の厚さを見せつけられた感じがしました

試合が始まり前半13分、
相手のCKから高井の打点が高いヘディングで失点を許します
高井はこれがJ初ゴール
個人的に応援している選手の1人でもあるので
ゴールを決めたのは嬉しいですがよりによってなんで鳥栖の時やねん!
そう思う、複雑な心境でした

前節の磐田戦ではVARの結果、向こうになりましたが
その時もCKからやられておりここら辺は突き詰めて改善して欲しいですね

しかし、鳥栖も前半のうちに追いつきます
前半26分、菊地のクロスに反応した横山が相手DFの死角からボールを奪いしゴールを奪います

横山はこれが嬉しい嬉しい待望のJ1初ゴール
これは少し意外に感じる方もいるかもしれないですね
実際、僕も、え?これ初ゴールなの?となりました
思い返してみると確かに横山はゴールに繋がる決定的なプレイはするけど
得点取ったことあるか?と聞かれたら、天皇杯の時の熊本戦ぐらいしか心当たりになく
このゴールをきっかけに得点を量産して欲しいなと願うばかりです

それにしても菊地のあのクロス…
GKが出るか出ないか迷うちょうどなんとも言えないあの場所にドンピシャであげるのは流石の一言です

相手GKのロングフィードから一気に裏を取られ危ないシーンなどあったりなんたりして
そんなこんなで前半37分ケイマンのスローインのリスタートから、マヒアンのグランダーのクロス
菊地がスルーしてそこにフリーの横山が振り抜いたボールはゴールに吸い込まれていきました

初ゴールを奪った試合で複数得点
これは次からの試合も期待が高まります

更に前半44分
ボールを持った河原が裏抜けしたマルセロヒアンへ芸術的すぎるパスを供給
完璧な胸トラで理想の場所にボールを配置し相手GKを見ながら冷静に浮かせて追加点を奪います

キャリアハイを更新し続ける若きストライカーは
すっかりエースとしての風格が出てきましたね

それにしても河原のパス…
てっきり右サイドのケイマンに出すものと思ってました…
え、あの角度とあの向きからあそこにあんな柔らかいパスをピンポイントで出せる?!と
驚きを隠せないパスでした

河原は試合フル出場継続記録や運動量がどうしても目立ってしまいますが
鳥栖に来る前の熊本ではそのシーズンでJ2のアシスト王に輝いておりその真価を見れた、そんなパスだったように思えます

しかし、反撃を許します…
前半アディショナルタイム
鳥栖から見て左サイドでボールを受けた山田が
長沼と手塚を相手にしながらとてつもない推進力で突破しPA内に侵入
中にあげたクロスが木村にあたりそのままゴールに吸い込まれてしまいます

山田は福岡戦でも同じようにとてつもないフィジカルで推進力を見せてゴールを決めていたので
山田を褒めるべきなんでしょうが、
正直、前半ラストプレイに近い時間帯で
尚且つあれだけ人数が揃っていての失点は少し後半に向けて暗雲が立ち込めそうだな…と弱気な僕は思ってしまいました

https://x.com/dazn_jpn/status/1787372735632650736?s=46&t=WwkJlM1SJh9-ax1zO6M2bA

そんな僕の心配をはらってくれたのは
僕が推している原田 亘選手

後半始まって早々、CKから木村がヘディング、
相手GKが弾くとそこに詰めていたケイマンがシュート
これも相手GKの体を張ったセーブに阻まれますが更に詰めていた原田選手が粘りの押し込みで
後半の早い時間帯に追加点を取り、再び点差を2点にします

何度見てもいい画像
その後MVPに輝いた亘くん


木村のヘディングもコースが良ければゴールになっていたぐらい威力がありましたし
昨季のセットプレイで点を取れるファン・ソッコのような活躍をこれから期待せずにはいられません

また僕がひとつこの試合で1番印象に残ったシーンがあります
それは後半30分の河田のゴールシーンです

鳥栖から見て右サイドにボールが流れ相手がそこでパス回しをしようとすると前線から連動して
猛烈なプレスを仕掛けに行きます

そのプレスに耐えかねた相手選手がパスを引っ掛け
河原が刈り取りそのままシュートでゴールというシーンでしたが

よくサポーターが言う「鳥栖らしさ」というのがここに集約されているような気がしました

前線からサボらない守備に味方が連動して全員がハードワーク
相手のあそこまで深い陣地であの守備ができるチームはそうはいないと思います

そしてそれを虎視眈々と狙うストライカー
前節、決定機を外した河田が試合後にしたポスト

https://x.com/atsushi_kawata_/status/1789196122394853450?s=46&t=WwkJlM1SJh9-ax1zO6M2bA

しっかりと有言実行して次の試合には決める辺り流石だなと思いました
昨季もそうでしたが個人的に河田が決めればチームが上昇気流に乗るみたいな
雰囲気を感じるので本当にここからチームの調子がどうなるか楽しみで仕方ないです

また余談ですが河田が決めた後に河田に駆け寄るヒアンの笑顔が可愛すぎてそのシーンを見るだけでこっちまでニヤニヤしてしまいました笑

また、得点後にベンチに駆け寄っている姿や
それを迎え入れるスタッフや選手の姿や表情を見てチームの雰囲気が良いというのが何となく伝わってきました
自信を持って楽しめてる感じが凄く伝わってきて見ているこっちまで元気が貰えるそんなシーンでした

そしてそのままスコアは変わらず5-2で鳥栖が勝利
待ちに待った、いや、待ちすぎた川井体制初のリーグ戦連勝となりました

本当に嬉しいですしちょっと泣きそうな自分もいます

それではここからは僕が川崎戦を見て何を感じたかというのを簡単にお話できたらなと思います

まずは木村の存在の大きさです

これは多くの鳥栖サポが感じていることではないでしょうか

木村がパリ五輪予選から帰ってきて
試合に絡むようになってからは試合中の空中戦や対人の強さはもちろん、なんだかチームの雰囲気まで変わった気がします

代表帰りの木村にメンバーが刺激を受けているのか
実際何が起きているかは分かりませんが、試合結果も2連勝といい感じです

また先述した選手起用についてもそうです
川崎戦では長沼がスタートからSBでした

X上では長沼がSBだと良さが半減するから辞めて欲しいという旨のポストがたくさん見受けられました

何を隠そう、僕も同じようなことは思っていました

しかし、昨日の交代策を見てこの起用に納得をした自分が居たのも確かです

というのも、今までの鳥栖の課題は何だったか
これは後半における失点です
記憶に新しいのはガンバ戦でしょうか
後半ATに点を取られて勝ち点を落とした試合はかなりの数あります

昨日は横山と山﨑が交代して横山のポジションに長沼が入ったように少しでも勝ち点を重ねたい
今の鳥栖にとっては後半からフレッシュなCBが入るのはとてもいい事と個人的には思います

長沼は今までの試合から試合の後半でも高いクオリティでプレイすることは立証済みなので
これはこれでありなのかなと素人目線ながらに思ってしまいます

これが出来るのも木村がしっかりとDFリーダーとしてDFラインを統率しているからこそ出来ることだと思います

物理的にも大きい木村ですがこれから更に鳥栖の
チーム内において存在感を示して欲しいです

パリ五輪やF東戦で木村が出れない時にどうなるか
CBとしても毎試合チャレンジを繰り返し
試合の度に修正している姿が見える成長著しいテヒョンや(個人的に今季1番伸びてる選手だと思っています)
高いクオリティでCBもSBもこなす安定感抜群の上夷、
今までDFラインを引っ張ってきた山﨑や亘くん
若くて勢いのあるタファや堺屋くんなど、
ベテランで経験値のある丸橋などスタメン争いが今から楽しみです

2つ目は日野くんの存在です

昨季、シーズン途中に内定が発表されちょこちょこ試合にも出場しており高いクオリティを出して期待を感じさせていた日野くん

拓殖大学のサッカー部を退部して前倒しで鳥栖に入団しましたが
今季はここまで目立った活躍はあまりなく、本人も期待していたサポーターも恐らくどこかのやりきれない気持ちだったと思います

菊地が脳震盪になり日野くんに交代カードが切られます
ここ最近、絶好調の菊地と変わるか…頑張れ!と思っていましたが
昨日の日野くんは今季で1番の躍動具合だっのではないでしょうか

まずは守備強度がかなり高かったと思います
球際やフィジカル面でも強気に行っており、なんだか見てるこっちが目頭が熱くなりました

目頭が熱くなるで思い出したのですが
昨季の最終戦、鳥栖は残留も決まっておりタイトルの可能性もない状態での試合で
日野くんはオウンゴールをしてしまい、試合後人目をはばからず泣いていたのが印象的でしたが
その時の対戦相手は今日と同じ川崎戦

個人的に思い入れがあったのかなと思ってしまいます

脳震盪なら次節は恐らく大事を取って
菊地は休ませると思いますが、
今となっては替えのきかない存在の菊地の代役に誰がなるのか

ここは、1つ注目ポイントですが堀米や森谷などがいるなかで誰をチョイスするのか
しかし、川崎戦の日野くんのプレイを見ていると
なんだか、やってくれそうな気がして期待してしまいます

そして、先述しましたがこの勝利により川井体制初のリーグ戦連勝となりました

課題はまだまだありますし昨日の試合もスコアが逆になっていてもおかしくない試合ではありました
実際、決定機の数で言えば相手の方が多かったように思えますし
それはスタッツからも伺えます
シュート数も枠内も互角ですしポゼッション率に置いては相手が大きく上回っています

失点の仕方もセットプレイからと左サイドを人数が居るにも関わらず突破されるという
決して仕方ないよねで済むような失点ではなかったと思います

しかし、逆に言えばそこを突き詰めれば失点が減るという事なのでこれからに期待したいですし
ポゼッション率を見て分かる通り相手がボールを持つ時間が長い中、よく耐えたなとも思います
(あえて持たせていた可能性も否定出来ませんが)

ただ、裏抜けを許す場面が何回かあったので
今回は失点には繋がりませんでしたが、ああいうシーンを少しでも減らせていけたら…と思います

ここ最近の鳥栖の攻撃はロングボールを効果的に使うようになりました
縦ポンサッカーという人も中にはいますが
僕自身、そうは思っておらずロングボールを効果的に使えて

尚且つそれが得点という形に結びついているので縦ポンの印象が強いのかなと思います
しっかり崩す場面は崩せていますし、攻撃の選択肢にロングボールが増えたて感じに思っています

それを可能にしているヒアンやケイマンの存在は本当に大きいですね


選手交代の仕方も少し変わってきており、
守備的選手をいれるようになったり、ほんの少しだけリアリストになったのかなというのが
ここ最近の印象ですし結果にも繋がってきていますつ

ずっとこれまで出来そうで出来なかった連勝
これを達成出来たことはチームとしてとても大きな1歩だと思います

次節は名古屋戦
ユンカーが復帰してF東戦で早速ハットトリックを記録しています
強敵なことに変わりはないですが同じく鳥栖も今、勢いがあります

連勝出来ないジンクスを破った鳥栖が逆にどこまで連勝を伸ばせるか楽しみにしています

ここに怪我人が戻ってきてどういった編成になるのか
今のスタメンがメンバーを譲らないのかそこら辺も楽しみです

歴史が動いた昨日、ここから勢いに乗って鳥栖旋風を巻き起こすことを祈ってこの記事を終わりにしようと思います

それでは皆さん

        𓂃 𓈒𓏸𝑰 𝒉𝒐𝒑𝒆 𝒕𝒐 𝒔𝒆𝒆 𝒚𝒐𝒖 𝒂𝒈𝒂𝒊𝒏𓂃 𓈒𓏸

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