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テゲバジャーロ宮崎VS大分トリニータのTMを見て

Xのフォロワーの皆さんもふらっと立ち寄ってくださった方も
こんにちは、こんばんは、おはようございます
しょーと申します

今回は

テゲバジャーロ宮崎VS大分トリニータのTMを見て

と題しまして1月26日にいちごスタジアムで行われました
テゲバジャーロ宮崎(以下テゲバ)と大分トリニータ(以下大分)の
TM(以下トレマ)についてお話出来ればと思います

また、最初に断っておきますが、僕もJリーグサポーターの端くれとして
開幕前のTMの重要性は重々承知しています。

この大切な時期のトレマ、何本目にこの選手が出ていたなどの情報や
戦術に関する具体的な記述は控えさせていただきます。

試合内容を細かく知りたい方やそれを知るためにこの記事を開いた方もいらっしゃると思います。

しかしながら、このような情報が拡散されるなら
これ以降は公開を辞めるという判断をクラブがしかねません。

僕の身勝手な行動で多くのサポーターの方に迷惑をかける訳にはいかないので
期待に添えない部分もあるかと思いますが、どうかご理解いただければ幸いです。

まず、僕自身、この試合を物凄く楽しみにしていました。

何故かというと、
両チーム共、僕の好きなチームだから
これに尽きます

僕はメインで応援しているのはサガン鳥栖とテゲバジャーロ宮崎ですが
大分も毎試合、結果はチェックしますしある程度は所属選手も把握しており
なんなら、スタジアムに足を運ぶこともしばしばあります。

サガン鳥栖とテゲバジャーロ宮崎の対戦カードは天皇杯で既に実現されましたが
その次と言っていいぐらい、対戦して欲しいカードと個人的に思っていました。

そんな両チームですが、昨季は同じようなシーズンを辿ったと個人的に思っています。

テゲバはJ昇格初年度のような、
大分はJ1で7位に入ったり天皇杯で準優勝した時のようなサッカーを志し
テゲバは大熊監督を招聘し、大分は当時監督を勤めていた片野坂監督を招聘しました。

しかし、両チーム共に中々急な方向転換に舵を切ったせいか
シーズン前半は上手くいかず、残留争いに巻き込まれ
シーズン後半になんとか残留を掴み取るというシーズンを過ごしました。

しかし、そういったことになるのは予想の範疇とばかりに早々に監督の契約更新を発表。
今オフを迎えていました。

今回のトレマがあることを発表され、僕は昨季テゲバサポになった友達から一緒に行こう!と誘われ

その友達は、このトレマを見て誰のユニを買うか決める!と意気込んでいました。

また、テゲバサポ兼鳥栖サポとして仲良くしてくれており
昨季、一緒に湘南戦に車で行った3人組で集まれたり
また、高校の時にお世話になったコーチや顧問の先生。
また、僕がコーチしていた高校の教え子。

久し振りに会うテゲバサポの方も沢山おり、そのサポさん達からは「あれ?子供は?」と全員から聞かれました。

それもそのはず。
僕には二人の子供がいるんですが本当に生まれてまだ小さい時からスタジアムには通っており、
テゲバサポーターの方は、僕の子供の成長をチームの成長と共に見守ってくれている存在でもあります。

ホームスタジアムが本当の意味で僕のホームのような雰囲気に毎回和みます。

10時半キックオフだったので9時過ぎにスタジアムに着くと、
スタジアムに居るのは殆どが大分サポーター。

あれ?ここ宮崎だよな?と一瞬疑うレベルで大分サポーターが来てたのでその熱量と地域に根ざしたサッカー熱というのは見習いたい部分でもありますし
テゲバが目指すべきチーム像そのものと言えるのではないでしょうか

そうこうしているうちに、GKのアップが始まります。
第一声をあげたのは大分側のサポーター。

あれ?今日ってトレマだよね?と確認したくなるレベルの声量
また、弾幕が貼られていたり大旗を振っている人が居たり熱量はリーグ戦そのもの。

それまではトレマだしと軽い気持ちで見ていた僕や周りのサポーターの方も
その声を聞いてピッチ内の緊張感が1段階上がりました。

そして、それを聞いているうちに僕のテンションがどんどん上がっていきます。

両チームのアップはテゲバが5〜6人1組の強度の高いボール回しをしているのに対して
大分側はハーフコートを広く使い、15人程でボール回しを行っていました。

この時点で両チームの目指すサッカーが垣間見えて少し面白かったです。

そして、このアップを見ているとテレビじゃ見れないな…と思うような場面が見て取れました。

それは、テゲバのシュート練習の時のシーンです。

鳥栖から期限付き移籍を延長した坂井くんがボールを貰う前、貰ってからクロスを上げても常に首を振っており
試合さながらの緊張感で練習をしているのが見て取れました。

また、アップ終了後に新加入の中野選手が自らボール集めに走っていたりしている姿を見て
あ、この選手、応援したいなとプレイ以外の場面で思うのは
現地観戦ならではだなと感じていました。

そして、試合が始まります

ここで、僕がこの試合の前に注目していた両チームの選手を紹介させてください

【テゲバ編】
奥村晃司

今季、YSCCから加入してきた選手
昨年は35試合8ゴール3アシストを記録した自分でも
狙えて周りもいかせるプレイヤー
この選手のフィット具合は今季のチームの出来を左右すると本気で思っています。

松本ケン・チザンガ

今季、秋田から育成型で加入。
190を超える長身FWでこのサイズを見ればロマンを感じずには居られません。
テゲバに足りていなかった「サイズ」という部分で大きなストロングポイントになってくれそう。
昇格に向けたラストピースだと個人的に思っています。

安藤 陸登

今季、ガンバユースから加入。
裏抜けを得意としており高い決定力と180cmというサイズも兼ね備えている
ガンバユースからの高卒加入と言えば一昨季にテゲバのエースとして君臨した南野(昨季は栃木SCでプレイ)の存在が頭によぎり期待せずにはいられません。

他にも世代別代表常連の春名や札幌大から加入した河合くんなど、注目選手が多すぎるような状態です笑

【大分トリニータ編】

宇津元 伸弥

宮崎県出身の選手でありスピードがあり推進力が高い選手で僕と同い年の選手でもあります。
また、僕の高校サッカーはこの選手に決勝点を決めら終了したのですが
その試合終了の挨拶の際に、ナイスキーパー
いい試合をありがとうございました。と言われ
リップサービスかもしれませんが、彼の人間性に惹かれそこから個人的に応援している選手でもあります。

吉田 真那斗

ケガ人続出のマリノスにおいて鹿屋体育大学から
急遽、招集されてそのまま契約を勝ち取るというエピソードは
サポーターの間では有名ではないでしょうか
彼の対人の強さはもとよりサイドを駆け上がる姿とその精度の高いクロスに心奪われた人は多いのではないでしょうか
僕もそのうちの一人です(笑)

濱田 太郎

とっとこハマタロウで知られる濱田。
高いキックの精度と安定したビルドアップへの参加が得意な現代的なGK。
僕自身、GK経験者ですが、このタイプのGKを志したんですが
どうしてもなれなかったので憧れの眼差しを送っています。

他にもいわきから加入した有馬や個人的にずっと動向を追っている藤原など
好きなチーム同士の対戦はどの選手にフォーカスして見ていいのか分からないので嬉しい悲鳴を上げていました。

試合に話を戻します。
今日は風が強く風下に立たされるか風上に立つかで
戦術をどうするかという判断を選手たちがしなければなりません。

キックオフから3分ほどテゲバはロングボールを多用していましたが
すぐにその判断を修正。
ショートパスを繋ぐようになります。

昨季にはあまり見られなかった楔のパスに挑戦する姿も見て取れましたし
加藤や奥村などの縦パスを差し込める選手の加入の意図をこれでもか!と感じるような試合でした。

それに対して風上にたった時の大分はサイドを上手く有効活用
サイドバックが上手くポジションを上げたところに
対角線のフィードを送りそのまま縦への推進力を活かして相手陣地に侵入という攻撃に転じます。
実際、大分の得点の1つはその崩しからクロスを上げて中の選手が上手く合わせたものでした。

その攻撃はかなり完成度が高いものに感じました。

また、もうひとつの大分の得点の仕方はCKから中の選手が合わせてGKはコースを読んでいたものの
DFにあたってコースが変わりゴールというものでした。

45分×2本、30分1本の合計120分でトータルスコア0-2で大分の勝利となりました。

ここからは僕が印象に残ったプレイや選手についてお話出来ればなと思います。

まずは、河合選手
正直、今日の試合、1番のサプライズと言っても過言ではありませんでした。
勿論、期待してましたが、正直ここまで出来るとは…という感じでした

まず、驚いたのはボールを本当に失わないんです。
体の使い方や向きが本当に上手く、また、上からコートを見てるのか?と思うぐらい広い視野で
サイドにボールを散らしたと思えば、縦パスにおいては
いや、そこ通す??というような針の穴を通すようなパスをバンバン通していましたし
アイデアに溢れたパスやその精度というのも本当に感嘆せずには居られませんでした。

味方がここにいて欲しい!というような所へのポジショニング、味方へのカバーリングというのは本当に流石の一言。

守備においても前線の選手の動きを見て最適な位置にポジショニングをし、
積極的にインターセプトを行い、大分の攻撃のスイッチを尽く潰しにかかり
潰したと思いきや、それがそのままテゲバの攻撃のスイッチになっていました。

凄い選手がテゲバに来てくれた!!と本気で感動すると同時に
この選手が味方かと思うとついついニヤニヤしてしまいました(笑)

次に安藤選手
高卒ということでフィジカル的に厳しいかな?と思っていた部分がありましたが
全然負けておらず、むしろチーム全体を引っ張っているようにすら見えました。

積極的に相手に仕掛けたりプレスをかけたりする様子は
若手に必要な姿勢でしたし、それを見て他の選手達も積極的にいかないと!という風に

プレッシャーを感じていたように見えたので
テゲバの新たなカンフル剤として凄く期待しています。

そして、松本・ケン・チザンガ選手
正直言うと、スタメンで出るにはあと1歩という印象でしたが
守備への献身性と空中戦の強さは流石の一言でした。

足元の技術はもう一歩という印象でしたが、
これはテゲバサポみんなが言っていたんですが、
今では名実ともにエースの橋本もルーキーイヤーの時はこんな感じだった

どういうふうに克服したのかが聞ける先輩が同じチームに居るということはケンチにとってすごくプラスだし
それを物にすれば物凄い選手になると言っていました。

ポテンシャルがあるのは間違いないので、
これからシーズンを通してどういうふうに成長するのかというのを楽しみに見ていこうと思います。

他にも春名のピンポイントのフィードや坂井くんのアウトサイドでのパスやアイデア、

中野のボールタッチの柔らかさや守備の献身性やドリブル

新加入のルーキーのキムの対人の強さやフィードの上手さ

そして、昨季怪我により長期離脱を余儀なくされた大熊がプレイしている姿など見所はここに書ききれないぐらい沢山ありました。

トータルスコアでは負けましたが、決定機の数でいえば
テゲバの方が上回っていたように思います。

そこを決めきれなかったと捉えることも出来ますが、シーズン開幕前に逆に崩す所までは出来ていると捉えることも出来ます。

メンバー選考含め、開幕まで細かいところを詰めていけば今季は面白いチームになりそうだなと思わずにはいられませんでした。

次にトリニータ目線です。

まずはなんと言っても濱田選手

FWまで1本のキックで通す様子。
勿論、それまで、サイドを広げたビルドアップを行っていたという布石の上で成り立つのはもちろんですが
それでもあのキックを平然と当たり前のようにやってのける様は

GK経験者の僕からすると凄いや尊敬の念を超えてちょっと怖い域に居るな…と思わされました
今季はどんな素晴らしいパスを見せてくれるのか楽しみです。

次に有馬選手
特筆すべきはそのフィジカルの強さと多少バランス崩されたぐらいではシュートの威力が落ちない所でしょうか。

また個人的にどこに目がついてるの?と思うようなヘディング。
後ろからきたボールをゴールを見ずに、ヘディングをして
それがいいコースに飛ぶんです。
生粋のストライカーだなと思わされました。

きっと、今季は大分の大きな武器になること間違いなしだと思います。

そして、屋敷選手

この選手は緩急の使い方が抜群に上手いなと思いました。
ゆたーっとした動きから急にスピードを上げて
ボールを刈り取りに来ており、
テゲバの選手もその緩急の差に苦しめられていました。

なかなか出場機会を得られていないようですが、今年は勝負の1年。
飛躍の1年になりそうな予感が物凄くします。

以上が僕がトレマを見た感想でしたが、いかがでしたでしょうか?
素人目線ですし、あまり戦術と絡めて話せないことから分かりにくい部分があったかもしれませんが
少しでも試合の風景が浮かんでくれたら嬉しいなと思います。

今回、来てくれた観客数は実に1956名。
カテゴリーも違うトレマにこれだけ来てくれたのは本当に驚きとしか言いようがありません。

この試合を受けて両チーム共、開幕に向けて更なる準備をすると思います。
今回、完成度が高いと思った部分、
逆にここは修正した方がいいな…と思った部分が両チーム共にありました。

僕が気付いたということは、プロの方からすると当然気付いていると思います。
ここから、両チーム共に完成度がさらに上がるのかと思うと楽しみで仕方ありません。

試合を通して、大分の強さとテゲバの成長の兆しが鮮明に浮かび上がりました。

両チーム共に、たとえ一瞬押し込まれる場面があったとしても、
そこから粘り続け、攻撃へと繋げる姿勢にサポーターとしての誇りを感じました。

この試合は、結果以上に新たなシーズンへの希望を見せてくれるものでした。

走り抜いた選手たちの姿は、「チームのために」という言葉を体現するものであり、
彼らが目指す頂の高さを感じさせました。

選手の熱量が観客席に届いた瞬間、僕達サポーターもまた、
チームの一部として戦っていることを改めて実感しました。

開幕戦まであと少し。この試合が示した成長の証を信じて、再びスタジアムで声を枯らす日が待ち遠しいです。
ともに戦う僕たちサポーターの声援が、選手たちを勝利へと導くのです。

「夢に近づく一歩は、常に覚悟と信念がつくる。」

開幕戦の日、僕たちはその覚悟と信念を選手たちと共有し、全力で戦う準備ができています。

宮崎・大分の誇りを胸に、この熱い想いをピッチに届けましょう。

寒い冬が過ぎ、春の訪れとともに待ちに待ったJリーグの開幕が近づいてきました。

サポーターの胸が高鳴り、スタジアムの熱気が感じられる季節がやってきたのです。

この時をどれだけ待ち望んでいたことか。
開幕戦のスタジアムに足を踏み入れるその瞬間、サポーターたちの顔に浮かぶ笑顔や、ゴール前での興奮、
勝利の瞬間に抱き合う姿を想像するだけで、心が躍ります。

チームや選手たちにとっては、新たな挑戦の始まりでもあるからです。

毎年進化するサッカー界、そして自分たちのチーム。

選手たちがどれだけ努力し、成長し、今シーズンどんなプレーを見せてくれるのか。

この時期はその期待が一気に膨らみます。

チームの監督が掲げる戦術や、加入した新選手たちのパフォーマンス、
そして昨シーズンからの継続的な成長を見せるベテラン選手たち。

選手達がどんな役割を果たし、どんな化学反応が起きるのか。
それを目の前で見られる喜びは、サポーターだからこそ味わえる特権です。

サポーターの声援が選手たちの力となり、ピッチ上でのプレーにどんな影響を与えるのか。
それは言葉で説明するのが難しいほどのものです。

応援の声が一つになった瞬間、選手たちはまるで別の力を手に入れたかのように、勇気を持ち、全力で戦い続ける。

その熱がスタジアムを包み込み、チームが勝利を手にしたとき、
その瞬間の喜びと達成感は、何物にも代えがたいものです。

しかし、サポーターの熱量はただ試合の結果に反応するものではありません。

シーズンを通して、辛い時期や苦しい時期もあります。
その時でも、サポーターはチームを支え続けます。

信じ続ける力、応援し続ける力こそが、サポーターと選手が共に歩む力強い絆を生み出します。

ピッチの上で汗を流す選手たちと、スタジアムでその姿を見守るサポーターたち。

その共鳴が、どれほど素晴らしいエネルギーを生み出すのか。それを忘れてはなりません。

さて、長いと思っていたオフシーズンも終盤を迎えつつあります。

Jリーグのシーズン開幕はまるで冒険の始まりのようなものです。

どんな挑戦が待っているのか、どんな驚きがあるのか、どんなドラマが待っているのか。

シーズンの行く先に待ち受けるのは、喜びや感動だけではなく、苦しい時期や悔しい思いもあるかもしれません。

しかし、その全てがサッカーの魅力であり、Jリーグを愛するサポーターとして向き合っていくべき道です。

今年もまた、あの熱い応援の声が響き渡ります。
全力で応援し、全力で喜び、全力で悔しがり、全力で支える。
それがサポーターの姿です。サポーターと選手たちは、共に成長し、共に喜び、共に悔しさを乗り越えながら、一つの目標に向かって突き進んでいくのです。

そんなサポーターの皆さんにこの言葉を送り、この記事を終わりにしようと思います。

勝利を信じ、チームと共に歩む。その歩みが、どんな困難にも負けない力になる。

それでは皆さん

              𓂃 𓈒𓏸𝑰 𝒉𝒐𝒑𝒆 𝒕𝒐 𝒔𝒆𝒆 𝒚𝒐𝒖 𝒂𝒈𝒂𝒊𝒏𓂃 𓈒𓏸


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