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テゲバを3節まで見て

Xのフォロワーの皆さんもふらっと立ち寄ってくださった方も
こんにちは、こんばんは、おはようございます
しょーと申します。

今回は

                 「テゲバを3節まで見て」

と題しまして、文字通りテゲバジャーロ宮崎(以下テゲバ)を第3節まで見た感想を率直にお話出来たらなと思います。

また、僕自身、戦術に精通している訳ではないので
的外れなこと言ってる!と思うような部分があっても
Jサポがなんか言ってるなぐらいの暖かい目で見守ってくれると嬉しいです。

それでは本題にいこうと思います。

↑開幕戦の感想はこちらに書いているのでもし良ければ読んでくれると嬉しいです。

それでは、テゲバの現在地をおさらい出来ればと思います。

テゲバは現在、3試合を終えて2勝1敗の勝ち点6で2位につけています。

これをどう捉えるかは人それぞれな部分があると思いますが
僕個人としてはとてもポジティブに捉えています。

1つ目の理由はここ最近、長らくなかった開幕からのスタートダッシュが出来ている点。

しかも、勝利をあげたその2勝はなんと昨季は殆どなかった逆転勝ち。

また、その逆転した相手というのも昨季、POまで行きテゲバが苦手としている福島と
昨季までJ2に所属し手腕に定評がある小林監督率いる栃木SC。

2試合とも、勿論楽な試合とはいえませんでしたが
ここで僕自身が感じたここまでのポイントを皆さんにお話できたらなとおもいます。

また、こんなポイントもあるよ!等がある人は
Xやこのnoteのコメントで教えてくれると嬉しいです!

まずはネガティブな部分からいこうと思います。
それは毎試合先制されているという点。

やはり、これは指摘せざるをえないことなのかなと思います。

長野戦では相手が上手かったり福島戦ではゴラッソ、
栃木SC戦ではユニフォーム引っ張られながらの転倒にも関わらずファウルを取られない
という不可抗力の部分もあるシチュエーションだったので指摘するのもどうかな…と思った部分もあるんですが

3試合連続の失点という事実をしっかりと見つめ直したいと思い、改めて書こうと思いました。

ここまでの全試合は前半のうち、しかも福島戦と栃木戦に関していえば立ち上がり5分という時間帯での失点。

昇格に希望を見い出せてる今だからこそ、より昇格を現実に近づける為にも
少しでもその確率を上げるために失点を少なくするに超したことはありません。

今一度、試合の入りを見つめ直し、より試合を優位に進めて欲しいなと思います。

そして、次に僕がこれいいな!と思ったポイントを挙げたいと思います。

まず、1つ目のポイント。
それは「組織的な守備の完成度」です。

ネガティブな部分と矛盾していると感じるかもしれませんが
これは皆さんも感じていることではないでしょうか?

昨季同様にハイプレスを仕掛けていますが、
正直、その完成度だけでいえば段違いと個人的に思います。

安田、力安の中盤の刈り取り屋にどうしても目が行きがちですが
僕が注目しているのは奥村と橋本の動きです。

前線の選手が相手のパスコースを切りながら、
しっかりと寄せ、それらを合図にチーム全体がコンパクトな距離感を維持しつつパスされるであろうターゲットの元に潰し役がいったり

サイドに逃げた際にはそこを狙ってましたとばかりにインターセプトでボールを掻っ攫う。

それを長年、あの川崎の黄金期を鬼木監督の腹心として支えてきた寺田さん率いる福島相手に機能させて
勝利を勝ち取りました。

また、この福島戦ではハイプレスを常に仕掛ける訳ではなく
相手にあえてボールを持たせる新しいチームの形を見たような気がします。

ボールを持たせつつ、しっかりとパスコースは限定し相手が攻めあぐねてる間に
じわじわとラインを上げていくという、長野戦でやられたようなことを
しっかりと取り入れてたように見えました。

橋本がコースを切りながらプレスを仕掛け
効果的な位置に奥村が陣取り、安田、力安のW中盤がボールを刈り取りに行き
DF陣、4人とも裏抜けを警戒しつつインターセプトを狙う。

DFの連携面だけで見たら本当に見違えたな、この一言に尽きると思います。

次に両SBの存在です。

松本は昨季途中から所属していたのでその存在の大きさを知っていた方は多いと思いますし
僕自身も過去のnoteや開幕戦のnoteでも、その魅力については書いたのでここでは
その逆サイドの下川について触れていこうと思います。

正直、個人的には個人昇格が既定路線と思ってた選手のひとりで
今季テゲバに新しくやってきた選手で目玉補強の選手の1人と感じましたし
その実力を遺憾無く発揮しています。

実際に2試合連続でJ3のベストイレブンに入っており、既にチーム内で替えの効かない存在となっています。

昨季の下川の印象は、クロスが上手い選手というイメージだったんですが
テゲバに所属して改めてそのプレイを見てると本当にすごい選手が来てくれたなと感じます。
(ここから僕が出すポイントは松本にも同じく当てはまるものばかりです)

まずはその運動量です。
試合を通してサボらず上下運動を繰り返して、クロスを上げて失敗したり相手にブロックされたりしても
すぐに奪い返したりすぐに戻る

それでいて対人の守備は安心して見られる
空中戦も強い

1試合を通して一体何回スプリントしてるんだ…
どんな体力してるんだ…
と思うことばかりです。

これは、キャンプ中にとにかく走り込んでいる
疲れた状態で、どれだけボールを扱えるかをしているという情報を目にしましたが

それが実際に実を結んでいるのかなと感じています。

ただ、これから暑くなるにつれ、この戦術をとるなら厳しくなるだろうな…と思わずにはいられないんですが
SBのサブを見ると両SB、高いレベルでこなせる誠太郎

運動量なら任せとけというプレイスタイルの青山と吉永

トレマで素晴らしいフィードと楔のパスを連発させたキム
他にも地元出身で高い身体能力を持つ長友など、その心配はなさそうです

というか、誰がスタメンでも誰がサブでもワクワクしそうで選手層の厚さを感じました(笑)

そして、下川に関して特筆すべきはその冷静さ。
相手からハイプレスを受けてもそれを上手くいなしたり
ボールを運ぶ際にも、ピッチ中央にボールを運んでサイドにスペースをあけたり

そのパスもどれも絶妙でついつい感嘆するものばかりです。

効果的なタイミングでスイッチしたり、先述したようにオーバーラップするタイミングが絶妙で本当にサッカーIQが高くて
それに伴う上手さも兼ね備えているなという印象です。

昨季はアシストも多く記録していますし、これからテゲバの得点源の1人に間違いなくなると思うので
とても期待してしまいます。

3つ目は勝負に対して強かになってきたということです。

これは今日の栃木SC戦で感じたことです。
今日は吉澤を入れて少し経った時点から試合をクロージングに入りました。

その時間は恐らく86分頃だったように思います。
リアルタイムで見てた時は、試合のクロージング早くね?
AT含めたらあと10分近くあるじゃんと思っていたんですが

このnoteを書こうと思って、そういえば…と考えた際に
あの時点から試合をクロージングに入った理由が少しだけ分かったような気がしました。

というのも栃木SCは早い段階で180を超えるFWを2人入れてきており
あの段階ではまだ、身体能力の高さに定評があるオタボーケネスがベンチに控えており

どうしても「高さ」の部分では後手に回ると思い、
それならばロングボールを蹴らせて相手の土俵に立つぐらいならと
あのように早い時間から試合をクロージングに入ったのかなと個人的には感じました。

実際、チームには恐らくハーフタイムか何かで指示があったものと思います。
吉澤が入ってからは相手陣地に行っても両SBがオーバーラップをすることはなくなりましたし
ウイングのフレッシュな選手と体の強い橋本がコーナーのところでボールキープを行っていたので

選手と監督の意思疎通が明確に見えた場面でもありました。

昨季までのテゲバではこのような勝負に対しての執着心というものはあまり感じない部分だったので(僕が鈍いだけなら申し訳ないです)

今回はそういう結果に対しての執着心が戦術から目に見えたのは本当に個人的に嬉しく思いました。

チームが本気で昇格を目指しているなというのが目に見えて分かった瞬間でもあったからです。

また、ここでたまに見かける橋本の得点はまだかという意見について個人的な意見を話せたらと思います。

結論から言うとそんなに心配しなくても大丈夫じゃない?ということです。

理由としては昨季、2桁ゴールをあげた橋本は当然、相手チームからしたら最重要警戒選手になります。

その為、マークは当然、今までよりも段違いにきつくなりますし
好きにさせてもらえない時間が増えます。

今日の栃木SCの試合の前半なんかはそれらが顕著に現れたのが見て取れるのではないでしょうか。

僕は逆にそれだけ厳しいマークをされながら
当たり前のようにポストプレイをしたり相手を背負って2列目の選手のサポートをこなしているのを
いい意味で異常さを感じています。

橋本のおかげで阿野や井上などの松本、下川のサイドの選手が好きに上がれている側面もあります。

また奥村もいいパフォーマンスはしてくれていますが
まだ本領発揮には至ってないような状態です。

奥村がこれから本領発揮し、
今以上に自分でシュートにいったり裏抜けのパスを供給したり
阿野や井上が今までのように大暴れすれば当然警戒先を分散させねばならず
遅かれ早かれ橋本の量産体制に入ると思います。

得点という形がなくてもしっかりと攻守においての要石的な役割をこなしてくれていますし、

クロスをあげる選手もこれから更に精度が高くなることを考えると
このまま無得点で終わるような選手でもないと思っているので
そんなに心配はしていないというのが個人的な意見です。

改めて、ここまでの3試合を振り返ると、
「チームとしての成長」「勝負強さ」「改善すべきポイント」が明確になってきました。

しかし、シーズンはまだ始まったばかりです。
どんなアクシデントがあるかも分かりませんし、常に順風満帆とはいかず壁にぶつかる時期も必ず訪れるでしょう。

その為にも、ここからさらに戦術を磨き、課題を修正し、
チームとしての完成度を高めていくことが求められます。

そして、それを支えるのが他でもないサポーターの存在です。

開幕からの数試合を見ても、ホームゲームでのサポーターの後押しが選手たちに大きなエネルギーを与えているのが伝わってきます。

  • ホームの雰囲気が明らかに良くなっている

  • 選手たちのモチベーションの高さが伝わる試合が増えている

  • スタンドからの声援がピッチに届いている

特に、接戦になった試合や苦しい場面でのサポーターの声援は、選手たちにとって大きな力になります。

サッカーは「流れのスポーツ」です。
ピッチ上で流れを引き寄せるためには、
選手だけでなく、スタジアムの空気も味方につけることが重要です。

                         「一緒に戦う」

この言葉の本質をしっかりと見つめ、
その意識をサポーターが強く持ち続けることで、チームはさらに強くなります。


J2昇格に向けて──次の試合が重要になる

ここまでの3試合を踏まえ、次の試合では
「試合の入り方」と「勝ち切る力」がより求められます。

  • 試合開始10分をどう戦うか?

  • 先制点を奪えるか?

  • 終盤の守備の集中力を維持できるか?

強敵、松本ですが今まで積み上げてきたものをしっかりと出し切り
こうしたポイントをクリアしていけば、テゲバは確実に昇格争いに絡んでいけると思います。

「信じる力」が未来をつくる

テゲバジャーロ宮崎は、Jリーグに参入してから
紆余曲折ありましたが、着実に成長を続けてきました。

  • チームの戦い方が進化している

  • 選手層が厚くなっている

  • クラブの環境も少しずつ整ってきている

そして今、クラブの歴史を変えるシーズンが始まっています。

今一度、これを読んでいる熱烈なテゲバジャーロ宮崎のサポーターのあなたに問いたいことがあります。

「J2昇格はまだ遠い目標ですか?」
「宮崎にJ2を誕生させるのは夢物語ですか?」

これに関する僕の答えとあなたの答えは一緒だと思います。

そうですよね、もちろんNOですよね。

このチームなら、できる。
この選手たちなら、やれる。
このクラブの未来は、明るい。

大事なのは、最後まで信じること

選手たちはピッチで全力を尽くします。
サポーターはスタンドから声を届けます。

その積み重ねが、テゲバジャーロ宮崎の未来をつくるのです。

開幕からの戦いを振り返ると、決して楽な道のりではないことは明白です。
勝ち切れなかった試合、あと一歩届かなかった場面、悔しさが残る瞬間も3試合の中でありました。

しかし、それはまだ序章に過ぎません。

このチームには、まだまだ伸びしろがあります。
積み上げてきたものは確実に力となり、試合を重ねるごとに成長し続けています。
大切なのは、「ここからどう戦うか」です。

どんな困難が待ち受けていようとも、僕達は共に戦い、共に乗り越えていく。
信じる力が、未来を創ります。

選手も、スタッフも、そしてサポーターも。
全員が心をひとつにして、これからの戦いに挑みましょう。

この先にある勝利を掴むために──。
ともに、進んでいきましょう!

さあ、ここからが本当の勝負。
次の試合も、全力でテゲバを後押ししましょう!

Vamos!テゲバジャーロ宮崎!

テゲバの更なる飛躍を願いながらこの記事を終わりにしようと思います。

それでは皆さん

                𓂃 𓈒𓏸𝑰 𝒉𝒐𝒑𝒆 𝒕𝒐 𝒔𝒆𝒆 𝒚𝒐𝒖 𝒂𝒈𝒂𝒊𝒏𓂃 𓈒𓏸


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