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いまからここから

冷しゃぶのタレがあまっている
なぜ暑いうちに使い切らなかったのか
過去を思い返してみる
でも、物事が起きた原因を考えてもしょうがない
「なぜ冷しゃぶのタレが残っているのか」は重要ではなく、
「この冷しゃぶのタレをどうするのか」が重要である
「どうして?」ではなく「どうする?」

茹でた肉を外に出して、テキトーにかけて食べるか
ちょうどいい良い季節


そんな今日は講師のお仕事
朝から声を整え、
喉スプレーなんかしちゃって気合いをいれていた
いざ、その時が来て資料を共有しようとする
その資料をもとに軽快なトークをしていくのだ
しかし、なんかいつもと様子が違う
そして、察する
キョウ、ワタクシ、タントウジャナイ、ワ
潤った喉を隠しながら笑顔で挨拶をする
「おはようございます」

適度に乾燥した室内に響く挨拶
ちょうどいい良い季節



そんなちょうど良い季節に、
流れてくる煙のような匂いが好きで、
なんか子供の頃に戻ったような
そんな懐かしさもある
落ち着いた気持ちになる

目の前でものすごくキスをしている二人がいる
周りにカメラやスタッフがいないことを考えると
リアルな現場なのかもしれない
見ていないよという雰囲気で、
その場を急いで後にする



ちゃんと撮りたいなと思う
さっきの二人ではなく、日常において
写真を撮るという習慣がないために
「撮っておけばよかった」という思いを
何度も何度も味わっている
何度味わっても目の前の状況を楽しんで、
そのまま満足して終わってしまう
学ばない生き物である
今の自分はとても満足しているが、
未来の自分からは「おい!」って突っ込まれる

でも、ここで
未来「おい、なんでいつも撮らないんだよ」
こんなことを言ってきたとしても
今「そんなことよりも今を楽しみたいんだよ」
こう反論をするだろう
じゃあ、その時の自分に何を伝えればいいのかを考えてみる

未来「今を楽しみつつ、これからも楽しめる。
そんな素敵な提案があるんだけど、どうだい?」
そんなことを提案してみるかもしれない

今「あのさ、今を楽しみたいから後にしてくれる?」
未来「、、、」


大丈夫
心にはアルバムという機能があって、
目というフィルターを通して保存されるようになっている
GBという容量で縛られない無限大のアルバムが
無限大の、アルバムが
無限大に、保存が
あるから、大丈夫、大丈夫


そんなことを考えている
ついに今と未来で会話をはじめた
流行りの瞑想ってこういうことなのかもしれない
「マインドフルネス」
ちょっと言ってみたかった言葉、第2位


そんなこんなで最近はよく歩いている
昨日は18000歩を越えた

はははははははは

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菅野翔馬
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