先生が僕に伝えてくれた事
今日、先生のとても長いお話があった。僕たちは現在高校3年生で来年には、就職して社会に出る人もいれば大学や専門学校に行く人もいる。
そう、大人の仲間入りってわけだ。
だからか、今日の先生の話はいつにも増して長かった。話の内容が僕にとって刺さる内容だったからなのか、それとも大人の仲間入りすることが容易なことでは無いという事を感じ取ったからなのかはわからないがとても長かった。
その話はコロナの時系列を例にある事を僕たちに伝えてくれた。是非最後まで読んでほしい。
現在、世間を悩ませているコロナウィルス。それは2020年の1月6日に中国の武漢で発見された。そして同じ月の15日に国内で初めて感染者が発見された。
発見されてから感染者が国内で次々と増えていき、自粛をするようテレビで呼びかけられた。マスクをしない人がいれば、周りからは冷たい視線を浴びせられる。もちろん自粛をしていない人がいればインターネットや世間で叩かれた。
今はどうだろうか。
現在でも同様にマスクをしなければ冷たい視線を浴びせられ、三密を避けるよう呼びかけられている。
そう、世間で伝えられている事が何も変わってない。本当にメディアは重要な事を世間に発信しているのだろうか。お金になりそうなネタばかりを発信して、本当に必要な事を発信できているのだろうか。
しっかりとメディアの発信している事を理解しようとすれば、可笑しな所があれば気づくだろう。だが今のこの日本は、メディアやSNSで発信されている事に対してなんら疑う姿勢がみられない。
その代表例として2020年4月に【SNSがきっかけとなったトイレットペーパー騒動】を覚えているだろうか。
「トイレットペーパーの多くは中国で生産されているためコロナが原因で品薄になる」と言うデマに人々が促され起きた騒動である。
この時の人々に疑う姿勢が少しでも有れば結果は少しは変わったかも知れない。まず疑うためには人やメディア、SNSの伝えたい事を理解しようとしなければいけない。
この時あまりにも話が長くて寝ている人や、飽きて話を聞いていない人がちらほらいた。
「今のお前らは大丈夫か?」と問われた。
人の話を聞かない奴は、疑うこともできず何が正しくて何が違うのかも判断できない。そんな恐ろしい事があるだろうか。
話や説明を聞かないだけで、悪徳商売やマルチ商法の悪人に騙されてしまう。デマを間に受けて痛い目に遭う。
今の20歳前後の人たちは両親におんぶに抱っこで自分で考えて自立する人がすくない。まだまだ幼稚だ。
「カモ」にされるな。
私はたしかに人の話を聞くのが苦手だ。だから今回の話を聞いて痛感した。来年から大学に通う予定だが今回の話を忘れずに、ふとした時に思い出せるようにしておきたい。
「私はちゃんと話を聞けている」ではなくみなさんも今一度、自分は大丈夫かフィードバックをしてほしい。
長いお話にお付き合いいただいてありがとうございました。