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ひまわり娘がひまわり娘と出会った日〜「伊藤咲子トーク&ライブ」に籾井優里奈が出演!
先週土曜日(12/22)、高槻1624TENJINでの「伊藤咲子トーク&ライブ」で、籾井優里奈が共演させていただきました。
そもそもは、優里奈がひまわり好きで、なんや言うたら「ひまわり娘」って自称していたのがきっかけ。それがまさか本当に本物の「ひまわり娘」と共演できる日が来るなんて、神様はときどき粋なことをしますなあ。
音楽に携わっているものなら誰でも一度は「紅白に出たい」とか「年末は空けています」とか冗談交じりに口にするけど、実際に紅白に出るようなクラスの人と出会うことはなかなかないわけで。
伊藤咲子さんと言えば「スター誕生」でチャンピオンになり16歳でデビュー。17歳で紅白歌合戦出場。山口百恵や桜田淳子、岩崎宏美とともにトップアイドルとして全国を席巻。後に結婚を機に歌手活動を休止したものの、2004年から活動再開。今も全国をコンサートで周り、今年は新アルバムをリリース。
まさに「現役」でありまして、還暦を迎えても当時のキーのまま。変に崩したりもごまかしたりもせず、明るさに厚みの加わった迫力ある歌声なのです。
今回特別にお願いしてリハーサルを見せていただいのですが、ピアノ、バイオリン、チェロを従えた「音合わせの確認」にもかかわらず、その歌声に圧倒されまして。
例えるなら、フェラーリやポルシェといったレーシングカーは、軽くアクセルを踏むだけで時速100kmくらい簡単に出るじゃない?思わず「おおー!」って声が出るじゃない? その感じ。
で、その歌声で岩崎宏美さんの「思秋期」を聴かせていただいて、普通に「なんていい歌」って、その世界観に泣けてきたわけで、まさに「歌手」。歌を伝える人。
朝9時からのリハーサルでその声が出て、そのまま昼と夜の2回公演をやらはるわけですよ。全国から、決して安くはない金額を払って見に来てくださるたくさんのファンに、それ以上の感動と満足を与えることができはるわけですよ。歌だけでなく、動き、トーク、振る舞い、バックヤードの様子、全てが「お手本」。
本当にいい勉強をさせていただきました。同時に、僕が目指しているものも間違っていないと確信できました。こんなチャンスはめったと無いことで、この日に得たものをしっかりとみんなに伝えていきたいと思います。
もちろん優里奈のパフォーマンスも、ここからひと皮もふた皮も向けていくだろうし、僕が発する言葉も、この経験からさらに裏打ちされたものだと受け止めてもらえると嬉しい。