30年前の自分に教えてやりたい夢の共演〜「小山卓治ワンマンライブ」 at パームトーン

　木屋町パームトーン「小山卓治ワンマンライブ」無事に終了しました！

　ああ、1日落ち着かなかった！珍しく2時間も早く着いて、なんかしなきゃとトイレ掃除とかしちゃったぜ。

　小山さんから提案していただいたセッションは4曲。
小山さんの「種の歌」と「傷だらけの天使」。
そして僕の曲からは、「空が晴れたら」と「加速度」。

　リハの時に初めて音を合わせて、ちゃんとコーラスしていただいてびっくりした。おお、オレの曲をハモってもらってるぜ。

　ギターも、わざわざカポの位置を変えて違う響きを出す、ほんとにこの日だけのアレンジになってて、まさに貴重なアンサンブル。きっとそんな風にして小山さんはこれまでも、バンドアンサンブルやアレンジを作り上げてきたんだろうなあと、肌で感じれたのが嬉しい。

　僕はといえば、「種の歌」では、思い描いていた半分のこともできずに悔いは残ってて、オレもまだまだやなあと反省がいっぱい。

　その分、アンコールの「傷だらけの天使」は振り切って歌ったのだ。

　高校2年の頃、友達とアコースティックバンドをやった時に御堂会館で歌ったのよね。まさかあれから30何年もたって、本人と一緒に歌える日が来るなんて。そしてあの頃は青臭い声でシャウトもできなかったけど、昨日はロックスピリットを込めて歌うことができたよ。そこは自分を褒めてやりたい。

　とにかくね。小山さんは声の音圧がすごくて。背中からずっと押されてる感じ。

　そしてそれは、ギターをかき鳴らすロックナンバーだけでなく、優しいバラードでも変わらない。　

　「ひまわり」〜「ばあちゃんごめんね」の流れは泣けて仕方なくて、その後が僕の出番だったので、あそこが一番参った。ほんとに歌えないかと思った。

　今回初めて、リハーサルから本番前、ライブ直後の小山さんを間近で見れて、感じること、得たものがたくさんありました。それだけでも「パームトーン」を始めて本当に良かったなと思う。

　昨日のステージを一緒に見ることができた、直輝くんや優里奈にも、大きく成長できるきっかけになればなと。

　そして何より、僕がずっと信じてきた「ロックスピリット」が間違ってなかったと確信できたのが嬉しい。

　昨日は僕にとって記念すべき1日だったけど、もっと大きな記念日はまだまだこれからやってくるよ。