手を替え品を替え、てんこ盛りの3時間半〜(9/4)「わくわくパームトーンサンデー」ライブレポート
結局、「わくわくパームトーンサンデー」の前身である「わくわくシティーパーク(at ゼスト御池)」とは何だったのかといえば、「通り過ぎる人の足を止めるため、手を替え品を替え矢継ぎ早にエンターテイメントを繰り出す」だったのです。
モデルにしたのは、テレビの(特に昭和の)音楽番組。新曲披露や定番曲メドレーやその日しか見れないコラボやら懐メロのカバーやら、そんなやつ。
同時にアーティストとしても、ナチュラルな実力と経験値のアップ、さらには認知度を上げつつキャラクターも固めていける効果もあって、試行錯誤を繰り返し実績を積み上げながら今に至るわけです。
コロナ騒動でゼスト御池でやれなくなって、苦肉の策で場所を木屋町パームトーンに移したわけだけど、そうすると「通り過ぎる人」はいなくなるわけで、配信にその役目を渡しつつ、さらにテレビ的な要素は強くなるわけね。
それぞれのマンスリーワンマンで積み上げたものを競い合う(披露し合う)みたいな。新曲の認知度もここでぐっと上がるわけですよ。
僕は基本、マンネリOK派なんだけど(マンネリになってやっと認知度があがるので)、やはり緊張感も必要。
初披露の新曲やコラボがあると、やっぱりちょっと空気がピリッとするのよね。その分、定番曲の爆発も大きい。
あとはゲストとか新メンバーが加わっても、新鮮な空気が流れる。
そんなこんなで、今回(9/4)の「わくわくパームトーンサンデー」は、それら全ての要素が詰め込まれての3時間半。一切飽きさせることなくほぼノンストップで突っ走りました。
ゲストは、意外や「わくわく」初参加のねこびより音楽部さんと、東京から参戦したついらく君。
楽屋では振り付けの確認や歌詞の復習、セットリストの確認だとか
バタバタしつつ、定時で開演。
出演順をオープニングのくじ引きで決めるのも恒例。今回のトリはKCさん。なるほど。
コラボコーナーは4組でそれぞれユニークなカバー曲を。僕は、あきちゃんと伴さんで「負けるもんか」を。バービーボーイズですよ。
優里奈とは、ねこびよりさんと一緒に「探偵物語」。薬師丸ひろ子の大ヒット曲ですね。
初参加のねこびよりさんもついらく君も、まったく怯むことなく楽しいパフォーマンスを見せてくれました。
後半の定番曲ラッシュでは、それこそすっかり定番となったコール&レスポンスやダンスで会場一体となった大盛り上がり。
個人的には、TIME FOR LOVEとしてもShake My Daysとしても初披露の新曲を用意して、まあまあしっかりやれたと思うぞ。「ガラスの鍵」と「アーモンド・ピスタチオ」、以後お見知り置きを。
そしてなんと!ぴったりオンタイムで終えることができました。パチパチ。
今年後半から来年にかけてもそれぞれにビッグイベントが控えてるので、「わくわくパームトーンサンデー」としては次回は新年1/8(日)になります。
きっとさらにパワーアップするでしょう。お楽しみに!
「わくわくパームトーンサンデー」2022/9/4(日)
●オープニングメドレー
「アタシはバリア」BBガールズ → 「Sunday」あきっすん → 「奇跡のガッツボーイ」籾井優里奈 → 「アネモネ通り」Shake My Days → 「プレイメイツ」TIME FOR LOVE → 「この指とまれ」SOS → 「瞳にシャワーレイン」山下圭志
●カバーコラボコーナー
「愛を伝えたいだとか」(あいみょん):タジ&光希
「負けるもんか」(バービーボーイズ):植村あき&冴沢鐘己&伴英将
「探偵物語」(薬師丸ひろ子):籾井優里奈&ねこびより音楽部&冴沢鐘己
「スキップビート」(KUWATA BAND):山下圭志&カナ&SOS
●目玉コーナー
「立花月想」masae
「再生数は金で買える」ついらく feat.タジ
「Feel So Happy」「Summer Chance」シャルロッテ
●あきっすんパペットマペット:まっすん
●後半戦
○BBガールズ
1.噂のジュリエッタ
2.サーカス・ダンスボーイ
3.のら猫は一生懸命(with ついらく)
○あきっすん
1.アルコール・クイーン
2.空真芽
3.VOICE
○籾井優里奈
1.かりそめのジュヴナイル(with ねこびより音楽部)
2.ミストラル
3.指切りのサマーホリデー
○Shake My Days
1.アーモンド・ピスタチオ
2.空はイミテーション
3.夕暮れにサイダー
○TIME FOR LOVE
1.ガラスの鍵
2.シーソーラヴ
3.クールダウン
○SOS
1.エア・ギア
2.ダンス・フロアー
3.Starry Sky
○山下圭志
1.ロケット・マン
2.ハバナ・モヒート
3.愛はプリズマティック
●フィナーレ
「虹色のパレード」