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あきっすんは、勝てるのか?〜2/9から3/2へ〜「あきっすんの土曜パームトーン劇場」
20代の頃はいろんなアルバイトをしてたけど、とりわけ「ワリがいい」のは家庭教師だったのね。その分、責任は大きいんだけども。
ただ、ある意味ラクっちゃあラクなのは、ゴールがはっきりしてて(京大に行きたい、医学部に入りたい、など)それに向けてやるべきこともはっきりしてる(偏差値を上げる、模擬試験で10位以内に入る、など)ので、あとは最初の取り決めとマッチング次第。
志望校の合格判定がBなら、あとはこことここを頑張ればいい、とか、偏差値50なのに国立に行きたいのなら、それ相応の覚悟とコストがかかりますよ、みたいな。
そして指導法として、スパルタがいいのか理論型がいいのか寄り添い型(?)がいいのか、まあそのあたりがうまく噛み合うと、志望校合格は現実のものとなるわけです。しっかり報酬ももらえるぞ。
スポーツも一緒よね。優勝したい、オリンピックに出たい、金メダルを獲りたい、プロになりたいetc...、自分の現状と目標への距離を測って、正しい環境に身を置いて自分にあったコーチに出会い、やるべきことをちゃんとやれば、夢は少なくとも手の届くところにまで近づくことができる。
一方、進学やスポーツ、さらにはビジネスと比べて、アートの世界はその辺りのメソッドが曖昧なところが多くて、努力したからといって成功できるわけではないし、そもそも正しい努力が何かすらわからないのよね。ショウビジネスならなおのこと。
だから、いかにも怪しげな“自称プロデューサー”と、それに食い物にされる若者が後を絶たないわけです。
僕も、まあ今のところはそんな怪しげな“自称プロデューサー”のひとりみたいな位置付けだけど、実のところはちょっと違うのね。
勝ちたい、って心底思ってる。正しい努力をすれば、勝てるって思ってる。
例えば、大阪城ホールで歌いたいって思ってるシンガーはたくさんいるだろうけど、それって例えるなら、“京都大学に入りたい”みたいなものなので、そりゃあ、それ相応の努力をして、いろんなことをクリアしなさいよ、と。まずは次の模擬試験で○○位までに入るぞ、みたいな。
でも、金で順位を買ったところで、そんなものに何の意味もないように、ただライブに人を動員しても、その数字にはなんの意味もないのです。大事なのは、その数字に見合う実力をつけているのか。1000人の前で2時間歌おうと思ったら、それ相応の自信と実力がないと、そのステージは、“あなたの居場所”とはならないのです。
これをわかってない人は多いし、伝えることも教えることもとても難しい。
だがしかし、僕には道場とも言うべき「パームトーン」がある。なんて幸運。だから、僕は勝てる。
昨日の「あきっすんの土曜パームトーン劇場」は、それこそあれがスタート地点。むしろ、先月からあきちゃんとミーティングを重ねて、やっとスタート地点に立てた感じ。ずっと見てきた人なら「変化のきざし」に気づいたはず。
そして、このスタートラインは間違いなく大阪城ホールへ続いているよ。あとは正しい努力をして、課題をひとつひとつクリアしていくだけ。
僕がやがて、名コーチならぬ、一流プロデューサーと呼ばれるためにも、頑張ってもらわねば困るぞ。
次回「あきっすんの土曜パームトーン劇場」は3/2(土)。きっともっと見違えるようになってるぜ。見逃すな。