見出し画像

だが、情熱はある。

私は、何かに取り組み始める時、私自身の考えや想いより、他人の考えや想いを取り入れがちである。

今日のご飯は何がいい?
と問われても、あなたは?と問うてしまう。
自分の意思を伝えるより、人の意思に任せる方が楽であり、失敗しないからだ。

私は専門学校を卒業後に上京し、東京で2年働いた。
田舎から東京に出てきて、何者かになりたかった私は、小学生の時に抱いた夢に近づきたいと思い、芸能事務所のオーディションに応募した。

受かった。

「次、来週の月曜日に私服3セットくらいもって恵比寿に15時に来て。宣材写真撮るから。」
トントン拍子で話が進んでいった。
私はこのスピードに乗り切れず、思わず他人に相談した。いや、してしまった。
「芸能人になんてなってどうするの?」
「なんで今更そんなことするの?」
「成功できる人なんて一握りだよ?」
周りの目が気になってしまい、恥ずかしくなり、諦めた。

あの時、あのスピード感のまま、来週の月曜の15時に恵比寿に行って、宣材写真を撮っていたら、、、
私は芸能人としてなにも成功を掴めずに芸能界への夢は失敗に終わったかもしれない。
ただ、私はその夢の成り行きを成功させたか失敗してしまったか。の、スタートラインにすら立たずに諦めたのだ。

これこそが最大の失敗である。

私は学んだ。この失敗で。

幸いにもこれ以上に叶えたい夢が私にはある。
・30歳までにMLBの試合を現地でみること。
・人生を懸けて英語を話せるようになること。

この二つの夢を一気に叶える近道があるらしい。
ワーキングホリデーだ。
今年の誕生日を迎えれば27歳になる私にはチャンスはまだ3年もある。しかし、29歳で行くワーキングホリデーより、27歳で行くワーキングホリデーにしか得られないものが必ずある。
物理的に、27歳で1回目、28歳、29歳で2回、3回と他国でワーキングホリデーができるというメリットすらある。来年やろうは馬鹿野郎なのだ。

現職では立場上やりたいことが少しずつできなくなり、管理運営の時間が増えている。慣れが出てきた刺激の足りない30歳までの安定した残り3年を過ごすのか、
はたまた、夢を叶えるための3年にするのか。

やらない後悔より、やって大成功。
やるからこそ、大成功の可能性が初めて0から1になるのだ。
道は険しい。私は英語の能力は、良く見積もっても平均、お金なんて本当にない。 しかしそれは諦める理由にはならない。理由を作って逃げているだけだ。
ただ、情熱と覚悟はある。

今日のご飯は、コロッケが良いです。


いいなと思ったら応援しよう!