ドアをノック
閉ざされたドア
そろそろドアノブにさえ
埃がつきはじめた
最初はみんな
そのドアの前でノックしたけれど
返事がないから
そっとその場を去っていく
そっとしておいてあげよう。。。
優しさからだった
そっとしておいてあげよう。。。
尊重したからだった
そっとしおいてあげよう。。。
それを心から理解できないからだった
そっとしおいてあげよう。。。
諦めからだった
そっとしておいてあげよう。。。
そっとしておいてあげよう。。
そっとしておいてあげよう。
そっと。。。
誰も気づかれないドアになった
そっとしておいてあげよう
が
いつの間にか
放置された
存在は消えた状態になってしまった
ドアの向こうに何があるのかも
誰も知らない
ドアの向こうの存在は
今は
何なのだろう
だから。。。
ドアをノック
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