#古典
学校で学んだのはラテン語と、うそをつくことだけだった〜ヘッセ 『車輪の下で』
ヘルマン・ヘッセといえば『車輪の下』。
でもそれは世界的にみると特殊なことのようで、たとえばドイツ本国と比べると日本での同書の売上は10倍(1972年〜82年の10年間の比較)だとか。
読むとわかるけれど、本書には随所に教育制度や学校に対する(学校や教師だけにとどまらず、社会機構もふくめて)批判がみられる。
これはヘッセみずからの体験からくるものでもあり、それだけに痛切に説得力をもって訴えか
300年以上も昔に書かれ、これまで100カ国以上の言語に翻訳された世界的ベストセラー〜デフォー 『ロビンソン・クルーソー』
難破、漂流、無人島とくれば『ロビンソン・クルーソー』。
昨今でもそうなのかは知らないけれど、多くの子どもたち、昔子どもだったおとなたちが、簡略化、編集された版や漫画版など、なにかしらに触れ、ざっくりとでも話の大筋は知っているだろう。
最低でも、乗っていた船が難破、遭難して無人島へ。
そこでとても長い間(28年)孤独に暮らすというもの。
*これもKindle Unlimitedなら「読み放題
『ボヴァリー夫人』のハードルが高いなら、短編集を読めばいいじゃない〜フローベール 『三つの物語』
フローベールといえば『ボヴァリー夫人』や『感情教育』といった長編作品で知られる作家だけれども
正直いって、まだ古典にそれほど慣れ親しんでいない読者には、かなりハードルが高い(なにより、長い)。
だったら、短編、中編を読めばいいじゃない、というのは先日の投稿とおなじロジック。
フローベールの短編集には『三つの物語』(Kindle Unlimited 読み放題対象)というすばらしい作品があるのだ
無料で読める今日の一冊〜シェイクスピア
AmazonのKindle Unlimitedを愛用して、毎朝ジョギング後にお風呂でじっくりと読むのが至福なワタクシです。
Kindle Unlimitedにハマりだした当初(1〜2年)は、さらに(読み放題なのに)得、実をとろうと、主に実用書を渉猟してました。
自己啓発書とかのライフハック系とか、スタイル(生活、思考)、健康なんかのジャンルを。
これらだけでも少なくとも100〜200くらいは
【前編】なんと、古典ミステリの名作も無料で読める📚クリスティ、クイーン、ヴァン・ダインなどなど
ヴァン・ダインだけフルネーム(といってもペンネームですが)なのは、「ダイン」だけだとなじみがない(通じない)と思われるため。
最近よく推している Kindle Unlimited ですが、このサービスはホントにホントに「古典」を読みきれないほど無料で(サービス加入が前提)提供してくれていて感謝です。
わたしの場合、Kindle Unlimited では、実用書(健康とかノウハウとか、ライフハッ
【後編3〜最終回】なんと、古典ミステリの名作も無料で読める📚クリスティ、クイーン、ヴァン・ダインなどなど
やっと最終回です。
はっきり言って、ここまで引っ張るほど読みがいのある内容ではないんですが、なんかつらつらと書いていたら興が乗ってしまったというか。
ようするに、Kindle Unlimited はとくに「古典」を無料で読むのにおすすめだよ。それの古典ミステリ版(すごくしぼってますが)だよっていうのが本稿のテーマです。
最終回はヴァン・ダイン。
神経衰弱により、安静にしていないといけないと