#読書
それがあなたの「生きる」カタチですか?〜三体Ⅱ 黒暗森林(下)
世界的大ベストセラー『三体』の第二部、『黒暗森林』の下巻を茫然自失な読後感をもって読了。
途方もないスケールで構築され、展開するこの世界観には本当に圧倒されます。例の喧しい感染症騒ぎの諸々から生じる閉塞感、停滞感を片時でも忘れることができます。(ま、しばらくすると若干戻ってはしまうんだけど)
第一部でどでかい風呂敷がひろげられ、この第二部ではそれを受けて怒涛の加速、凝縮、膨張といったジェットコ
科学が信用に値するのは、科学が「確実な答え」を教えてくれるからではなく、「現時点における最良の答え」を教えてくれるからである〜すごい物理学講義
カルロ・ロヴェッリの『すごい物理学講義』をやっと読了。
流れとしては『すごい物理学入門』からでよかったです。この二冊を経た(四苦八苦しながらも)今なら『時間は存在しない』も、もうちょっとは読めるかもしれない。
本書は2014年に刊行され、その年に「メルク・セローノ文学賞」と「ガリレオ文学賞」という2つの賞を受賞しているとか。
どちらも「文学賞」なんですね。
科学の魅力を広く一般に伝えること
監視社会のインフラはもう十分すぎるほど、この世界にゆきとどいている〜超監視社会で身をまもる方法
『闇ウェブ』を読み、その勢いでもうちょっと突っ込んでそのへんのところ(インターネット利用における危険性)を知りたかったのでケビン・ミトニックの『超監視社会で身をまもる方法』を読みました。
闇ウェブについてはこちら。
ケビン・ミトニックはもとはクラッカー(悪いことにハッキングの知識、技術を使う)だったのだけれど(それで逮捕、収監されている)、現在はそのスキルを生かして、いわゆるホワイトハッカーと
賢いがゆえに人間臭さが振り切れてしまう〜A LITTLE HISTORY OF PHILOSOPHY
洋書ですが、哲学史をざっくり概観しつつ(あくまでざっくりです)プラスアルファ、ちょっとしたスパイスが効いているのがかなり面白い『A LITTLE HISTORY OF PHILOSOPHY』 。
わたしは英語は苦手ですが、最近はAI研究のおかげでいい仕事をしてくれる翻訳サービスがありますから、その力を借りて、です。(DeepLがすごいと思ってましたが、たまに真逆の翻訳をしたりすることもあるので、
今日のKindle読み放題〜ハリー・ポッターシリーズ
なにをいまさらと思われそうですが、あれだけヒットしたのだから読んでおいてもいいだろうと、ようやく読了。(全7作 + 1)
もちろん、AmazonのKindle Unlimited対象(読み放題)だったからですが。
対象年齢は8〜10歳となっていて子供向けのようですが、けっこうボリューミーで疲れます。よくいえば「読み応えがある」なのかなぁ。(悪くいえば冗長)
全7作で完結のシリーズもので、最後