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読書の轍

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わたしになにかしらの轍を残していった書物たち。
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#新型コロナウイルス対策

Covid-19はワクチンの義務化、強制化の布石〜ワクチンの罠

Covid-19はワクチンの義務化、強制化の布石〜ワクチンの罠



例の感染症騒ぎから起きている諸々はワクチンの義務化、強制化への布石に見える。

読んでおいたほうがいい。(もちろん、両手をあげて受け入れるのではなく、疑いつつ、問いつつ、そして自分の答えを出す)

人間の体を病原体から守る免疫力の80%は、粘液や唾液中に存在する。ほとんどすべての病原体は、目、鼻、口、性器などの粘膜から最初に侵入してくるからだ。ウイルスや細菌がいきなり血液中に入り込むことは、ふ

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哲学を学問にしてはいけない〜哲学の冒険

哲学を学問にしてはいけない〜哲学の冒険

30年以上も前に書かれた中学生のための哲学の連載内容から起こされた本書は今読んでも十分に読み応えのある内容。(その道の人は別にして、自分のような浅学な者には)

もとの連載が中学生向けだったとはいえ、いわゆる「子供向け」ではなく、著者の内山さんがあとがきに書いているように「内容的には大人の哲学書」。

私はふたつのことを念頭に置いていました。ひとつは私が中学生だった頃こんな本があったらよかったとい

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依存症ビジネスの作られ方〜僕らはそれに抵抗できない

依存症ビジネスの作られ方〜僕らはそれに抵抗できない



1年近く前(例の感染症騒ぎの起こる前)の所感なんで一概に否定はできないのが今現在の正直なところなんだけど(なければテレビを主とするマスメディアに一方的に蹂躙されてたんじゃないかと)

いきなりショーン・パーカー(facebook最初の社長、あとナップスターとかね)のこんな発言がいろいろとそそる。

ユーザーには、ちょっとしたドーパミン・ヒットをときどき与える必要がある。写真や投稿、その他のどん

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地獄への道は善意で敷き詰められている〜メディア・レイプ

地獄への道は善意で敷き詰められている〜メディア・レイプ

善意で舗装されている、とも。

The road to hell is paved with good intentions.

悪質に近いセールスをしている業者もいると聞いていた「次亜塩素酸ナトリウム」を使った消毒(殺菌、除菌)グッズ。

なるほど。

こういうふうに「善意」で舗装されているのだなと。
(スプレーを置いているほうはもちろん善意から、そして、だからこそタチが悪いとも言える)

「も

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疑問をもて、なぜ?と問え〜ミライの授業

疑問をもて、なぜ?と問え〜ミライの授業



こうした激しく賢く成功した先人が「これからの君たちへ」というスタンスで書いてくれたものは良書が多い。(本書は「いちおう」14歳の君たちへ、というスタンス)

でも、本書でも示してくれているように「14歳の君たちへ」だけでなく「かつて14歳だった大人たち」にも向けられているところがうれしい。

実際、ほとんどの「かつて14歳だった大人たち」はちゃんと年を経て(経年劣化ではなく)、成熟していないか

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今ここにある危機〜マインド・コントロール

今ここにある危機〜マインド・コントロール



帯にある21世紀なんていう大きなスケール、スパンでみるまでもなく、今ここにある危機としてとても有意義な読書体験でした。(本書は増補改訂版として2016年に発行)

今ここにある危機とは、そう、例の感染症騒ぎからくるもろもろ。

マインド・コントロールとか洗脳というとマルチ商法とかカルト教団とか(そこまでの規模でなくとも)霊感商法とか、わりと自分(フィジカルで感じられる「個」)への距離感、体感み

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