マガジンのカバー画像

読書の轍

91
わたしになにかしらの轍を残していった書物たち。
運営しているクリエイター

2023年3月の記事一覧

無料で読める今日の一冊〜シェイクスピア

無料で読める今日の一冊〜シェイクスピア

AmazonのKindle Unlimitedを愛用して、毎朝ジョギング後にお風呂でじっくりと読むのが至福なワタクシです。

Kindle Unlimitedにハマりだした当初(1〜2年)は、さらに(読み放題なのに)得、実をとろうと、主に実用書を渉猟してました。

自己啓発書とかのライフハック系とか、スタイル(生活、思考)、健康なんかのジャンルを。

これらだけでも少なくとも100〜200くらいは

もっとみる
自己啓発小説の白眉は喜多川泰作品

自己啓発小説の白眉は喜多川泰作品

自己啓発なんてきくと嫌悪感を抱くひともいるかと思いますが(逆に好きでいっつも読んでるひとも)

自己啓発、ライフハック、成功(術、法)なんて呼び名から離れて、物語(小説)として楽しむことにフォーカスすると素晴らしい作品に出会えます。

もちろん旧来、従来の自己啓発テーマの作品でも、物語や物語性をとりいれたものは少なくないですが、タイトルで示している「喜多川泰」さんの作品はそれ(物語性)が抜きん出て

もっとみる
シェイクスピアを日本語で読む意味はあるのか

シェイクスピアを日本語で読む意味はあるのか

結論からいうと「それなりに」はあります。

そもそも、われわれ日本人の多くは英語圏の人たちと比べると、彼らの文化的背景、文化的コモンセンス(常識)の理解(それ以前に「知らない」)が圧倒的に足りません。

わかりやすいところからあげれば

シェイクスピア(作品)、聖書、アリスもの(ルイス・キャロル)、フラットランド(アボット)などなど。

聖書なんて人類史上、最大のベストセラーですからね。

わたし

もっとみる